市議会の観光戦略特別委員長が、金沢まで延伸した長野新幹線の呼称を、「北陸長野新幹線」とすることを求めて、独断で行動していることは、既に書いたとおり。

    http://koizumikazuma.blog.fc2.com/blog-entry-640.html
    この件で長野市・長野県を含め、県内沿線自治体は、交渉は時期尚早と歩調を合わせている。白山車両基地から先の線の整備が決まらないうちは、まだ呼称について交渉する時期でないという心配りだろう。
    そもそも、「北陸長野新幹線」という名前がいいなどという見解は、県内自治体は、どこも表明していない。北陸新幹線長野県沿線広域市町村連絡協議会の決議も、名前に「長野」を残してほしいと言っているにすぎない。

    で、6月28日に委員長が提出した「要望書」を入手したので、アップしておく。

    三井委員長要望書
    ...何というか。思わず、議会事務局に、「メモでなく、原本の控えはどこですか」と訊いてしまった。これが、長野市議会議長を侍らせて、上越市議会議長に手渡した「要望書」なのだそうだ。
    まあ、その体裁・内容については、コメントするのはやめよう。亡き母は、人を悪く言ってはいけないと言い残したのだし。
    これで「北陸長野新幹線」が実現するなら、安いものだ。実現しないときに、沿線自治体がこうむる損失は、高くつくだろうが。
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    「市からは16年をめどにJ1(Jリーグ1部)にも耐えるよう(スタジアムを)改修するとの説明があった。」

    - AC長野パルセイロの準加盟申請に関係した、Jリーグの大河正明理事のコメントである。今日の信濃毎日新聞に掲載されている。
    ここで「J1に耐える」というのは、1万5千人収容可能な規模のことを言っているととるのがフツー。
    ところで、小泉は、スタジアム整備担当の企画課に、14日にメールで照会していた件があるのだが、まだ返事がない。こんな内容。


    企画課長様

    昨日の野本議員に対する答弁で、南長野運動公園スタジアムは15千人収容規模の改修に
    転換したとのことです。

    ・アメフトとの兼用は断念したのですか。
    http://blog-imgs-15-origin.fc2.com/k/o/i/koizumikazuma/SCAN0021_20111123125755.jpg

    ・60億とされてきた改修費見込みに変動はありますか。

    ・23.11.18. 会派説明でスタジアム整備に関する検討状況を聞きましたが、その変更
    についての説明が今までにないのはなぜですか。またいつ説明をしていただけるのでし
    ょうか。


    ところが、メールの返事はいついただけるのかと、企画課長に電話できいたところ。

    「現在調査中で、1.5万人と決まった話ではない」

    あのねえ。白を切るのもいい加減にしていただきたい。この問題をウォッチしてる人間は、誰でも1.5万人の方向で進んでいると見ている。だから、その1.5万人とする判断の妥当性を質したかったのだが、「決まった話ではない」とはね。そういえば、前にもこんな話があった。

    http://koizumikazuma.blog.fc2.com/blog-entry-467.html
    このときも、別に小泉が「いつ決まったのか」とか、「そう決めるのに賛成できない」とか、言っているわけではないのに、「まだ決まった話ではない」と言う。これが企画課の手なんだねえ。

    「それでは、長野市の公式な見解と、この新聞報道による大河理事のコメントは、違うということでいいんですね」

    小泉が念を押すと、それは大河理事の思いでしょう、いや、市から説明があったと事実を述べているじゃないですかと、押し問答の挙句。

    「それは市の見解とは違います」

    と。
    なんかねえ、もう。その場だけ逃げられればいいという程度の考えで、スタジアム改修するなんて、大それたこと考えないでほしい。そんなんじゃあ、いい施設なんかできるわけがない。サポーターとか、選手の心情を、どう考えているのか。

    小泉は、1万5千人の施設が必要なら、造ればいいと思うし、不必要なら、造らなくていいと思う。当たり前でしょ、そんなの。じゃあ、AC長野パルセイロは、3000人集められます、J1にも上がれますと、きちんと市民と議会に対して説明責任を果たしていただきたい。これは、長野市だけではなくて、パルセイロとサポーターの責任でもある。
    小泉だって、パルセイロは応援する。しかし、だからと言って、いくらでもスタジアム整備に予算をつけてもいいということにはならない。それとこれとは、話は別っ。結構、断腸の思いなのだ。
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    信濃毎日新聞によると、長野市議会は、長野新幹線が金沢まで延伸した後は、「北陸長野新幹線」と呼ぶことに決めたらしい。

    新幹線延伸後の呼称
    「北陸長野」への協力 上越市議長らに要望 
     
    長野市観光戦略特別委
    長野市議会観光戦略特別委員会の三井経光委員長は26日、市役所を訪れた新潟県上越市議会の滝沢逸男議長らに対し、2014年度の北陸新幹線金沢延伸開業後の新幹線の呼称を「北陸長野新幹線」とするよう協力を求める要望書を手渡した。
    要望書では他に、JR長野駅発着の列車名は現行の「あさま」を残すことも求めた。三井委員長は「長野新幹線」や「あさま」の呼称が利用者に定着している-と指摘。広域での観光振興に向け、協力を要望した。滝沢議長は取材に「(要望の)趣旨を踏まえ、議会としてどう進むか考えたい」と述べた。
    (信濃毎日新聞2012年6月27日)

    記事の写真には、祢津栄喜議長も写っている。
    長野県内の沿線自治体は、延伸後の呼称問題は、今は棚上げの時期と判断していることは、以前にも書いた。

    http://koizumikazuma.blog.fc2.com/blog-entry-635.html

    観光戦略特別委員会の席で、白山車両基地から先の見込みが立つまでは、動くタイミングではないと行政は見ていると、小泉は説明している。それなのに、見出しで「観光戦略特別委」と書かれてしまうのは、やや心外。今回の三井氏の行動は、観光戦略特別委員会の自分には知らされなかったし、長野市の交通政策課とも、何の連携もなかったようだ。
    名称のことは交渉事であり、交渉は連携をとって進めなければならない。そして長野市が行う交渉とは、行政が主体となるべきで、議会ができるとすれば、そのサポートとかチェックだろう。議会が、行政と異なる見解と立場で、交渉を進めるのは危うい。まあ、議会同士のおつきあいだから、行政も無視していられるだろうが、その心中はどうなんだろう。
    「長野新幹線」はニックネームで、正しくは「上越新幹線」。この「上越」は、上越市の「上越」とは違う意味だけれども、それにしても。それよりも「北陸長野新幹線」にしようといきなり切り出すのは、ちょっと大胆すぎはしなかいかなあ。
    そもそも、「北陸長野新幹線」がいいよねなんて合意、長野県内の沿線自治体では、成立していない。北陸新幹線長野県沿線広域市町村連絡協議会は「長野」を残せと決議してるだけ。勝手に決めちゃ、だめでしょう。

    「行政に任せておけない」-
    その意気はよいけど、任せなければいけないこともある。
    もしも。呼称に「長野」の字が残らなかったら、どうするんだろうか。突出した行動は、責任を問われることになりはしないか。
    「残らなくても、自分は何も失わない。残れば自分の手柄」
    そのような打算で動いていると誤解されないように、気を付けたほうがいいんじゃないかなあ。交渉ってのは、ビミョーなんだから。

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    6月18日、経済文教委員会。

    議長から付託された請願は7件。
    抜粋して小泉の意見を述べると、つぎのとおり。

    〇請願13号 「最低賃金法の抜本改正と安定雇用の創出、中小企業支援策の拡充・強化を求める請願」
    「最低賃金法の抜本改正と安定雇用の創出、中小企業支援策の拡充・強化を求める意見書を、内閣総理大臣、厚生労働大臣宛に提出してください。」(請願項目)

    ・委員会採決:不採択(継続:改革ながの2、採択:共産党1、採択・継続の採決に加わらなかった者:新友会4;公明党1;無所属1)

    ・小泉の意見
    請願項目はそれぞれもっとも。だが、請願趣旨が言うように全国の最低賃金の平均を1000円まで引き上げるというのは、長野県の現行最低賃金が694円であることからして、現実的で妥当なものであるのか。また、国政もヨーロッパ経済もがたがたしているこのタイミングで、国に意見書をあげることが現実問題として適当かどうかも含めて、引き続き検討を要する。よって継続審査が適当。

    ・コメント
    これがどうして不採択なのか、ちょっと不思議。新友会は、「労働組合がこんな請願を上げて来る前に、自分で企業と交渉しろ」と言わんばかりの討論内容。組合の交渉努力と政策としての成否は、あまり関係がないと思うのだけど。

    〇請願第5号(継続審議中) 「エムウェーブ次世代エネルギーパーク整備事業の見直しを求める請願」
    「エムウェーブ次世代エネルギーパーク整備事業の実施について再検討すること」(請願項目)

    ・委員会採決:引き続き継続審議(採択:改革ながの2;共産党1、継続審議:新友会4;公明1;無所属1)

    ・小泉の意見
    小泉の質問に対する委員会答弁によると、観光振興課のほか、地球温暖化対策室、環境政策課、学校教育課および危機管理防災課により庁内検討会を開催して、再検討中。また、長野市新エネルギービジョン、バイオマスタウン構想との関連も、今後検討していくとのこと。3月議会本会議では、審査会に、「議会において期限をもうけずに再検討する」と答弁した経緯を報告したことからしても、まさに請願とおりの再検討が行われているところ。よって採択すべき。

    ・コメント
    せっかく議会の意見を尊重して、行政が見直しに大きく舵を切ったというのに、なぜ採択できないのか。新友会は、「再検討ならいいが、タイトルにある『見直し』というコトバが気に入らない」てなことを言っていた。どっちでも同じでしょ(笑)。まあ、エムウェーブを次世代エネルギーパークにというのは、新友会が言い出したことだから、新友会が頑固なのはしようがないとしても。公明と無所属議員の考えは判然としない。彼らが採択に加われば、委員会として採択できたのだけどね。

    〇請願第17号 「食用品放射能機器設置についての請願」
    「長野市の給食センターに食品用放射能測定器を設置すること」(請願項目)
     請願第18号 「小中学校給食の放射能汚染対策を求める請願」
     「1 給食の検査体制を大幅に拡充し、最大限検査すること。
    2 また、それらを持続的かつ厳格に実施するために、検査機材、ゲルマニウム半導体検査器などを導入すること。
    3 導入に際しては、検査機器の性能を十分に考慮し、検査機器の選定時、性能面で次のことに留意すること。
    (1) 検出限界値が高い機器は選ばない。
    (以下略)」

    ・委員会採決:いずれも不採択(採択:改革ながの2;共産党1、採択の採決に加わらなかった者:新友会4;公明党1;無所属1)

    ・小泉の意見
    請願者それぞれの請願趣旨は、学校給食と市中に流通する食品の放射能濃度の検査を、長野市が独自に検査機器を導入することで、強化せよということ。消費者庁から、検査機器1台が貸与されることが決まっているが、請願者はより精度の高い機器の導入を、別途求めている。請願者の答弁では、必ずしも記載した諸元とおりの機器でなければ納得しないということではなく、最大限の努力を行政に求めているのであるから、願意を汲むべき。時間を要するとしても、創意工夫で、給食調理前の検査体制をしくことは可能な筈である。子供に対する行政として、議会として、大人としての責任として、採択すべき。

    ・コメント
    新友会と教育委員会の連携プレイが見られた。20分の検査時間が必要であるとの答弁を得て、それでは給食調理前の検査は困難であると、新友会。小泉は、給食センターの調理の際のスケジュールを質問し、配膳の20分間後ろだおしはできないかと質問。児童の腹がすくと、教育委員会。腹がすいても、放射能の入ったものを食わされるよりはましだろう、10分間職員が早出し、給食を10分間遅らせるとか、検査と調理を並行して行う等の策はあるはずと粘った。結局、「できない」というより、「やらない、やらせない」という結論がまずあるから、行政も新友会も、そこから先に進めない。
    請願団体は、市内土壌に含まれる放射能濃度の調査結果資料を持ち込んできた。市内でも、ホットスポットが形成されていることがうかがわれる、驚くべき資料だ。これを見ても、頑なな態度をとるのは、政治家としてどうかとすら思う。
    これらの請願は、福祉環境委員会でも審議されたが、やはり不採択となってしまった。

    請願の採否以外にも、高ベクレルの検査結果が出たサンプル採取地について、行政としてどのような対応をしたのかが、気になる。で、今、環境部環境政策課に電話してみた...何もしてない。資料は回収されてしまったし、担当者は話題として知っている程度らしい。環境部長から、とりたてて指示もなかったと。
    そんなことでいいんですか、請願団体と連絡つけて、現地確認すべきではないんですかと、疑問をたたきつける。
    民間の団体に責任を負わせて、このまま放置するのが長野市のやり方なのだろうか。小泉とて、微妙な問題だし、情報の扱いには悩むし、ことさら話を大げさにしたくもない。
    だが。たとえば、長野市東部浄化センターで、汚泥焼却灰が、搬出できない問題について、一度このブログで書いたことがある。
    http://koizumikazuma.blog.fc2.com/blog-entry-277.html
    このとき、引取り業者が拒んだ放射能濃度が、100Bq/kg。今回の値は、これを上回ってるんだけど。

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