長野市民新聞10月30日号の投書欄に、「疑問を感じる80億円もの投資」との投稿。


    ある市議のブログによれば、市はパルセイロのビジョン、費用対効果など、税金を使うにふさわしいかいについて何ら情報を集めていないとも指摘している。


    ...これって、「小泉一真.net」のことだよね?


    8月6日付で小泉が情報公開請求したところ、「チームの経営・成績・強化に関するもの」及び「ホームゲームの観客動員数の実績及び今後の見込みに関するもの」等、死活的に重要な情報を、市は持っていなかった。
    そのため、市の通知書は「行政情報不存在決定通知書」とのタイトルで、「行政情報が存在しない」と書かれている。


    これらの情報については、9月議会でも明らかにされなかった。10月24日の市民会議で、パルセイロから明らかにされた。経済波及効果についても、長野市からも発表があった。





    だが、この図は過去のサポーターカンファレンス等で、すでにパルセイロが示したことがあるらしい。経済波及効果についても、パルセイロ独自の試算を持っていると、9月議会前の聴取で小泉は直接小池社長から確認している。
    80億円を投資する以上、市はパルセイロと連携を深め情報を共有せねばならないはずが、そうなっていないのが、小泉には歯がゆい。

    10月24日の説明会で、市長は「スタジアム整備に80億円を投資するのは、パルセイロのためではない。長野市の品格のためだ」との趣旨を、市民からの質問に対して答えている。詭弁であると同時に、当の小池社長の前で語るべき言葉でもない。AC長野パルセイロがなければ、スタジアム整備事業が行われなかったのは明らかだ。現にスタジアム整備の説明に際し、市長はパルセイロについて言及したし、説明会はパルセイロとの共催であり、市長に続いてパルセイロ社長とスポーツディレクターが講演した。

    「スタジアムはパルセイロのJリーグ挑戦を念頭に整備する。スタジアム整備はパルセイロに必要であり、パルセイロのJリーグでの活躍は長野市にとって必要である。だから投資する」


    小泉が市長なら、そう言い切る。スタジアム整備を決めておいて、予め責任の逃げ道を用意しておくとは何事か。決めた以上は、責任を負うのが市長の務めであり、市長の品格だ。スタジアム整備はパルセイロのためではないなどと目の前で言われては、小池社長だって立つ瀬がない。
    市長は、心のそこでは、パルセイロの活躍を信じていない。だからパルセイロのJリーグ昇格が難航した場合を想定して、パルセイロのためのスタジアムではないと言い、「これから3年間本当に今のチームを維持できるか心配している」などと軽々に言う。
    http://koizumikazuma.blog.fc2.com/blog-entry-738.html

    市長は、パルセイロを信じろ。あなたがそんなことを言い続けていては、市民は80億の投資効果を信用できない。

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    総務委員会協議会に出席。
    総務委員会「協議会」って何だ? ...非公式な総務委員会の会合ということらしい。9月に委員会メンバーが入れ替わったので、本格的な委員会審議の前に、所管する市役所の部署から、レクチャーを受ける慣わし。非公式だから、非公開。議事録もなし。
    小泉の主な発言については、ツイートしているからそちらを見ていただきたい。
    目新しいところでは、公共施設白書について、資料を示しての説明が行政改革課からあった。
    公共施設白書については、例えば次のサイトが、一般的な理解に役立つ。
    http://www.pfikyokai.or.jp/outline/ol-dep/pfm/pfm.html
    「益々深刻化する財政難の中で、各自治体では、公共施設等の総延床面積の縮減、公共施設等の維持管理・運営費の縮減、公有財産の有効活用が喫緊の課題となってい」るから、「公共施設の再配置」を推進する必要がある。「再配置」とは婉曲的な言葉で、要するに一部の市有施設の廃止・統合のこと。そのためには、公共施設の総覧的な資料が必要であり、それが公共施設白書であるというのが、小泉の理解。
    長野市では、現在、行政改革大綱の改定が進められており、公共施設白書についても、行政改革推進審議会等で審議されている。

    http://www.city.nagano.nagano.jp/soshiki/gyousei/10072.html
    第3回長野市行政改革大綱改定専門部会 議事録(抜粋)
    ...まず全庁的な視点で施設の見直しを行うに当たっては、公共施設白書というようなもの、つまり市が持っている施設を全て白書という形で取りまとめて、そこで課題を明らかにして議論を進めて、施設全体の再配置計画を策定することとしており...

    第4回 長野市行政改革大綱改定専門部会 議事録(抜粋)
    公共施設の見直しに関する先進自治体の例を見ますと、まずこちらが持っている利用状況・老朽化・収支状況等の情報をすべてさらけ出して、市民の皆さんと一緒に考えていくことが大切です。最終的に総論賛成でも自分の地域の施設となると「やっぱりあった方がいい」となって、なかなか廃止に結びつかないということがありますので、情報を出して地域住民の皆さんと一緒に考えていくための資料としたいということです。


    これらは、事務局である行政改革課の発言。住民と共に考えるために資料公開が必要であるというのは、全うな発想。情報公開の思想であるわけで、こういうことは、長野市では珍しい。情報公開に関しては、長野市役所の部署間でも温度差がある。企画課とかは隠ぺい指向なんだけど。各課長のキャラクターにかかっているように見受けられる。
    せっかくよい資料を提供してくれたので、アップしておこう。まだ審議・検討中の事案で、スケジュール等は今後変更される余地があると思う。そのつもりで見ていただきたい。
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    公共施設の「再配置」は、自分の身近な市有施設が廃止され、統合される可能性があるということ。市民の皆様は、注目して、市とともに考えていただきたい。

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    24日、南長野運動公園サッカースタジアム整備についての説明会・「『スポーツを軸としたまちづくり』市民会議」が、Toigoで開催される。主催は長野市・AC長野パルセイロ。小泉も参加。
    80億円を投じる整備が決まった以上は、クラブの運営に成功してもらわなくてはならない。そのためには、市とパルセイロが密に連携しなければならないと、小泉は9月議会討論で訴えた。
    http://koizumikazuma.blog.fc2.com/blog-entry-753.html

    また、パルセイロ自身が、市民に説明する必要があると、強調してきた。
    http://koizumikazuma.blog.fc2.com/blog-entry-727.html

    しかし。この日も、どうもチグハグな印象。市長はスライド映写と配布資料で説明したが、パルセイロは配布資料なし。市民に分かりやすく説明しなきゃならんから、配布資料も用意しようと、お互いに連絡をとりあってほしいところ。パルセイロは、発信力を高めていただきたい。
    さて、パルセイロ小池社長は、議会が示せと質した経営ビジョンを、スライドで図示しながら説明した。

    経営ビジョン

    J2昇格を2015年としているが、改修後のスタジアム供用開始は2016年ではなかったか。まあ鷲沢市長は、工期の短縮を示唆してはいるが、矛盾はないのかな。
    また、長野市の資料では、「Jリーグ昇格後のチーム運営のことも考慮すると、5,000人から6,000人の集客力が必要になります」とある。それに対し、図では、平均動員が2013年・2014年ともに3,000人となっている。J2昇格を予定する2015年の直前の2年間が、J2基準ぎりぎりの3000人というビジョンは、ちょっと消極的。長野市の要望に応えていただきたい。
    パルセイロのスポーツディレクターである足達勇輔氏による若年選手の発掘と育成の話は、聴衆を引き込む力があるものだった。

    足達氏

    こういう人物に、パルセイロのスポークスマンをやらせればいいのになあ。鷲沢市長に言わせると、足達氏の「(ユースの)スクールを3か所造るといった話は、初めて聞いた」そうだ。チームの強化・育成方針ぐらい、事前にレクチャーしてくれとかしましょうとか、言い合える関係にないらしい。
    市とパルセイロのトップが、ビジョンを共有できていないのではないかという小泉の懸念が、払拭される説明会でなかったのは、残念。しっかり連携していってほしい。

    議会で質されたパルセイロのJ2昇格に伴う経済効果について、市は「県内への経済波及効果は、年間13.6億円」との試算を公表した。だが配布資料への記載は、たった3行。そこで今朝、公園緑地課に請求して提供されたのが、次の資料。

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    こういう資料が出てきたことは、よいことだ。たたき台がないと、たたくこともできない。では、評価してみる。

    ●平均動員数は5,000人の前提で試算されているが、長野市自身が配った資料には、「J2発足以降にJ2に昇格したクラブの平均観客数は約4,500人」と書かれている。5000人という前提の根拠は何だろう...
    →これは、まだかわいい。

    ●5000人のうち10%に当たる500人もが宿泊すると見込んでいるが、過大ではないか。ちなみに、先にJ2に上がった山雅についての同様な試算では5%。
    ●「所属選手・スタッフによる日常的な消費」として、生活費1ヶ月20万円と見込んでいる。同じく山雅では15万円。パルセイロは、レディースの人数も合わせて算定しているので、馬鹿にならない
    ●トップチームがJ2に上がると、レディースも平均動員が300人から500人に上昇し、そのうちやはり10%が宿泊する...ホント?
    ●レディースだけでも9000万円の波及効果があるとしているが、適切なのだろうか。女性の競技を下に見るつもりはないが、興業として成立が難しいのは、現実だろう。

    「経済波及効果なんて取らぬ狸の皮算用なんだから、山雅とパルセイロの算定方法に細かい違いがあったって、しょーがないんじゃないの」

    そう思う読者は、ちょっと待ってほしい。実は、山雅とパルセイロの経済効果を試算したのは、SCOPと称する同じNPOが調査しているのだ。
    http://npo-scop.jp/
    山雅の経済効果試算の資料。

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    山雅の調査は2011年12月。それから1年も経っていない。しかも、なぜか、どれもパルセイロの経済効果算定額が多くなる方向に違っている。不思議な現象で、どういう根拠でこうなるのか。
    と、疑問は感じながらも、貴重な資料であることには間違いない。精度が未詳であったとしても、割り引いて考えればいい。
    13.6億円という数字よりも重要なのは、現在の、JFL所属のパルセイロの経済波及効果との差だろう。ざっと8億5千万。この半分弱の4億円が、J2に上がったパルセイロによる、正味の経済波及効果と仮定してみよう。年利回りは5%となる。つまりこれが、80億円の投資効果ということだ。低金利の世の中にしてみれば悪くはないようにも見えるが、投資額を回収するのに20年かかり、その間に維持費・修繕費も発生するだろう。リスクを考えると、割に合うかどうか。

    ところで、80億円の財源構成は、次のようになっている。

    ・国からの交付金  38億円
    ・市債(公共事業等債)  32億円(交付税措置率20%→6億円)
    ・その他(寄付金等の民間資金)  6億円
    ・一般財源 4億円

    このうち、市が自分の財布から出す金は、ざっと次のとおり。

    ・【市債の償還(32億円-6億円)】+【一般財源(4億円)】=30億円

    この30億円をベースに考えると、年利は13.3%。投資額回収に、8年となる。それでも高リスクではあるが、パフォーマンスは悪くない。雇用も生まれる。SCOPの試算には、パルセイロがさまざまな媒体で露出されることで「長野」の知名度が向上する宣伝効果は含まれていないから、実質的な経済効果は、もっと高くなる要素もある。
    こうした考え方に対しては、いろいろな反論が予想されるが、長野市に強いサッカーチームがあるなら、街の活気に活かすべきだと、小泉は考える。
    しつこいようだが、パルセイロの本拠地整備に80億円を投ずることは、ハイリスクだ。それを十分に自覚し、リスクを乗り越えて絶対に成功さるという信念が、行政・パルセイロと、予算支出を認めた議会には必要だ。

    最後に、胸に強い信念を抱きつつ、市民の質問を、横むいて足を組みながら聞く、鷲沢市長の図。
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    お疲れ模様。

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