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    建設中の第4学校給食センターを災害時に活用することに消極的だった市教育委員会が、方針を転換したように見えることを前回ブログで報告させていただいた。
    http://koizumikazuma.blog.fc2.com/blog-entry-1483.html

    実は、市がこのような態度を取ってきたのには理由がある。各学校に調理施設を用意する「自校式」給食を望む市民は多いのだが、実は、「自校式」を否定し、給食センター式を推進するためには、学校給食施設における災害対応を想定しないほうが、都合がよかったのだ。


    望月義寿議員質問
    ...災害対策の面からも、避難所となる学校に調理場があるということは、万が一のときに避難生活の質を高めることにつながります...災害対策、リスク分散等の総合的な観点から、自校式給食の推進を求めますが、御所見を伺います

    教育次長答弁
    ...災害時の調理場の活用については、市の地域防災計画で定めております災害時の食料確保、災害時食料供給協定業者などに主食や副食などの供給を要請する計画でありまして、給食センターなどでの炊き出しは想定しておりません」
    (平成24年6月14日、本会議)


    ...というわけなのだ。ほかにも、きめ細かな対応ができる自校式の方が、地産地消につながり、地元農業の振興につながる等、自校式の利点は多いのだが、長野市は大規模学校給食センターに調理を集約する道を選んだ。

    ところで、小泉のFacebookページ等を通じて、前回ブログに関しての声が寄せられているので、このことについて触れてみたい。
    インターネット上を検索してみると、東日本大震災以降、学校給食センターに災害時に一定の役割を果たすことを期待している例がいくつか見つかる。


    「高知市、給食センター2カ所建設へ 災害時活用も」
    ...2018年度中の完成を目指し、災害時には避難所への食事提供も視野に入れる。...
    大津波などの災害時にも稼働できるよう、場所はいずれも浸水の恐れがない高台を選んだ。
    http://www.asahi.com/articles/ASH975SJFH97PLPB00H.html
    朝日新聞デジタル2015年9月9日


    長野市第四学校給食センターは、千曲川が氾濫した場合、浸水も予想される地域にある。当初、教育委員会は学校給食センターの災害対応は想定していないとしていたから、このような立地でも問題とされることはなかった。議会もそれについて特に問題視してこなかったわけで、小泉も含めて反省する。
    小泉は第四学校給食センター建設計画について説明を受けたときに、「父兄の意見は訊かなくてよいのか」と質問したが、その必要性を教育委員会は感じていないようだった。市民が直接に利用する施設ではないから、という理由だったと思うが、「面倒」というこどたと小泉は受け止めた。市民の目線からの広いチェックと提案を経ていたなら、自校式の導入や、給食センター方式を採用するにしても、災害時の活用についての指摘があったかもしれず、そうなれば議会と市民との連携もありえた。
    小泉は市民の満足度向上と、市民の意見を取り入れることこそが市政にとって第一に重要であるという「市民第一主義」を掲げている。市民第一主義が長野市役所に浸透するよう、今後も奮闘していきたい。
    配置計画2


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    配置計画
    (《仮称》第四学校給食センターの配置図)

    9月の選挙後としては初めての本会議である10月臨時議会が、10月7日から10月13日の間で開かれた。小泉の新任期のキャリアは、経済文教委員会委員としてスタート。さっそく質問を重ね、重要な答弁を引き出したので皆様に報告させていただきたい。

    市教育委員会が建設中の(仮称)第四学校給食センターにおいて、災害の際に何ができるのかについて検討したいとの趣旨の答弁が、保健給食課から、小泉の質問に対し示された。小泉はこれを受け、関係部署と連携し、具体的に検討するべきであると強く要望。本会議における委員長報告では、小泉の主張を容れて次のように言及していただいた。


    「(仮称)長野市第四学校給食センターの整備に当たっては、災害時における給食センターの役割について、危機管理防災課等と十分協議を行うよう要望いたしました」
    https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/92496.pdf


    この委員長報告が本会議で議決され、議会の意思として示されたことは、重要な一歩だと小泉は考える。

    「災害の際に、あらゆる方策を動員して被災者の支援にあたるのは、行政として当然のことではないか。それをことさら成果として誇示するのは、ちょっと大げさなのでは?」
    ...そのように感じられた方がいたとしても当然だ。しかしこれまで、市教育委員会は、そのような態度をとってこなかったのだ。


    災害時の調理場の活用については、市の地域防災計画で定めております災害時の食料確保、災害時食料供給協定業者などに主食や副食などの供給を要請する計画でありまして、給食センターなどでの炊き出しは想定しておりません
    (平成24年6月14日、本会議における教育次長答弁)


    被災地域に近接した給食センターが、被災後もプラントの稼働に問題がないならば、その調理能力を活かして食事を提供できないかと、地域の方々は当然そう思うだろう。食料供給協定があるとしても、災害時の混乱で想定通りに機能しない場合も考えなければならず、バックアップとして給食センターの活用を計画しておくことは無駄ではない。むしろ必要なことだ。保健給食課がそのことを認めて方針を転換したことについて、小泉は素直に評価し、褒めたい。
    災害の際に、市民の安全と命を如何に守るのか。長野市の危機管理の充実に向け、着実な一歩を踏み出した今回の議会であってほしい。小泉は今後も経済文教委員会委員として、この件をフォローしてゆく。

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    抗打ちが進む現場

    久しくブログを更新しておらず、すみません。
    2期目も市政をわかりやすく伝えて参りますので、よろしくお付き合いくださいますよう、お願いいたします。
    <m(__)m>

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