12月定例会が開催中。小泉の議会における活動を報告させていただきたい。
    今月7日、一般質問。交通バリアフリーを重点的に質問。
    まず、長野市の主要な公共交通手段の一つであり、最近小泉が車イス乗車に改善の余地が大いにあるとみている、路線バスについて。ハイライトとなる部分を、以下に要約していく。


    小 泉: 過去5年間の、市内で路線バスを運行する各事業者のノンステップバス導入比率の推移はいかがが。また、同時期において、車イス乗車に対応する路線・便数の推移はどうなっているか。
    企画政策部長: アルピコ交通株式会社につきましては、平成24年は9パーセント、25年19パーセント、26年20パーセント、27年31パーセント、28年は36パーセント。長電バス株式会社は、24年28パーセント、25年36パーセント、26年40パーセント、27年45パーセント、28年は46パーセント。両社とも増加しているという状況。車椅子の乗車に対する路線及び便数につきましては、両社とも過去の推移については不明...
    小 泉: 過去の推移が分からないというが、行政としてそれでよろしいのか。「ユニバーサルデザインを取り入れた暮らしやすく利用しやすいまちづくりを推進する」*とうたっている以上、「把握していませんでした」でいいのか。
    企画政策部長: 数値についての把握は事業者にお願いせざるを得ませんので、長野市としては残念だが、今後について事業者と話していくしか方法が無い。
    *市総合計画基本構想


    行政もバス事業者も、車イス乗車が可能なバス路線数・便数を、過去において全く把握していないことには、驚愕した。企画政策部長は、前日、他の議員に対する答弁で「バリアフリーは重要」と答弁している。ところが、交通政策課の上に立つ部長として、交通バリアフリーの状況を継続的に把握する必要性を感じてこなかったらしい。
    まあ、長野市の交通バリアフリーへの取り組みがこの程度であると分かったこと自体が、一つの収穫。今後は把握するように、きちんとチェックしていきたい。


    小 泉: 導入比率が向上しているのであれば、車椅子に対応する路線・便が増えて当然。この点どのように推進していくのか。数値目標化し、しかるべき市の計画に位置付けるべきではないか。
    企画政策部長: 一義的には民間事業者の経営の問題だと考える。


    どひゃー。【民間のやるこた、へー、おら知らね】式の答弁。これでいいんかっちゃ?  公共交通である路線バスを使いやすくすることに市が何の見識も持たないとすれば、何のために交通政策課があるのだ。この直後、余りに無責任な発言に議場がざわつく様子を、マイクが拾っている。ここまで議場がざわめくのも珍しいこと。


    小 泉: 交通バリアフリーは、交通政策課、障害福祉課、道路課等にまたがるが、どの部署が責任をもって推進するのか。
    企画政策部長: 障害福祉課が中心となり、交通政策課、道路課などと連携を図りながら、各担当部署が責任を持って推進してまいりたい。


    こういう、連携して責任を分散する体制が、厄介なんだよなあ。それでも、中心が障害福祉課と定まったことは収穫。地味だが、重要な答弁。


    小 泉: バリアフリー基本構想を是非作っていただきたい。
    加藤市長: 基本構想は、駅周辺地域などを重点整備地区と定め、当該地区内の事業者、施設を利用する高齢者、障害者などにより構成される協議会を設置し、協議会の協議を経て制定の時期や基本的な内容などを定めるもの。作成の必要性を含め区域の選択などの問題などについて、庁内で研究してまいりたい。


    「研究」ね。じゃあ、研究の成果は折々に質問していくことにしよう。小泉はしつこいよ(知ってると思うけど)。

    今までの小泉の交通バリアフリーに関する見解はこちら:
    http://koizumikazuma.blog.fc2.com/blog-entry-1556.html
    http://koizumikazuma.blog.fc2.com/blog-entry-1541.html


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