長野市の第一庁舎・長野市民会館建設事務局は、なんでごまかすのが好きなんだろ。
     
    「新第一庁舎及び新市民会館の第一工区工事の再入札について」とのペーパーで、会派あての説明を受けた。6月の入札が失敗したので、7月26日に、積算をやり直して、再チャレンジする。それはよいとしても、次の記述がひっかかる。


    「工期は、工期終盤に予定していた外構及び植栽等の緑化工事を切り離して、建物完成後に実施するとこにより、従来どおり平成27年3月末とした。」

    ちょいまち。外構と植栽等の工事はいつになるのか。

    「平成27年度です」

    すると外構も植栽も、事業全体の基本計画には含まれているのだから、契約を分割することはできても、事業から「切り離す」ことなんか出来ない。したがって「工期は」「平成27年3月末」というのは、強弁であり欺瞞。「庁舎・会館だけは、ナントカ26年度中に竣工させるけど、事業としては未完成。工期は延長せざるを得ない状況」というのが、正しい。
    外構・植栽施工は27年度なんて、資料には書いてない。小泉が質問で確認しなければ、そのまま素通りしちゃうつもりだったんだろうな、きっと。
    工期が26年度からちょっとはみ出すくらい、いいんじゃないのと、思われる方もいるかもしれない。よくないんです、それが。というのは、そこまで事業費と計画年度を、確保できていないから。
    3月議会では、事業費151億円と承認された-小泉は採決を棄権したけど。債務負担行為というやり方で、施工業者との契約を25年度に結んで、支払いを平成26年度までに行うと議会で決められている。だから27年度の契約・施工には、支出できない。
    26年度中に契約して、予算を繰越し、27年度に施工すればいいのではないかという議論も、テクニックとしてはありうる。ただしその場合、国の審査を通るかという問題がある。今から施工できないと分かりきっている外構・植栽工事の繰越を、国が認めるかどうか。また、財源に充てる合併特例債は、合併建設計画事業として行われなければならない。同計画は26年度で終わることになっている。筋を通すなら、「外構・植栽は事業計画から外してください(お金は出せません)」または「合併建設計画を延長してください(それならお金は出せます)」と、長野市に助言する可能性もあると、小泉は見る。
    予算編成に責任のある財政課に、問い合わせてみた。

    「最悪の場合、27年度施工となる外構・植栽工事は、市の単独事業で対応となる可能性もあるんじゃないですか」
    「うーん。そこまでのハナシは、まだ建設事務局から来てないですねえ」
    「27年度施工分の財源については、明確になっていないということですね」
    「うーん」

    うなるしかないのが、実情なのだ。現に、会派あて説明の際、「27年度の施工は、繰越でやるということ?」と小泉が問うても、建設事務局長は下を向いて黙るばかり。「まだ分かりません」とでも言えばいいのに。

    他にも、「第一工区の見直しは、当初予算内での対応とした」とあるけれど、既に結んだ8本の仮契約も、単価の引き上げを求められれば答えざるをえず、そうなれば事業費151億円をオーバーする可能性もあるとのことだ。非常に重要なことだが、これも資料には書いてない。
    建設事務局の仕事は、重要な部分を隠したり、説明を遅らせたり、欺瞞したりすることが多い。長野市全般にそういう傾向があるけれど、それが特に顕著だ。
    昨年7月時点で、134億円に収まらない可能性を認識したと認めていながら、2月まで隠していたという前科もある。

    http://koizumikazuma.blog.fc2.com/blog-entry-925.html
    http://koizumikazuma.blog.fc2.com/blog-entry-933.html

    こんなことで市民と議会を欺瞞できると思っているなら、認識を改めていただく必要がある。
    8月に、この件についての臨時議会が予定されている。工期延長には、それに対応した合併建設計画の延長が正しい筋道であると求めていきたい。

    ご高覧ありがとうございます。お疲れさまでした。

    小泉一真.netのランクが上がります!

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