市役所前交差点で辻立ち

    会派控え室で執務


    臨時議会の一日は、毎朝実行中の辻立ちからさわやかにニコヤカに始まった。のだが。議会審議は、さわやか・ニコヤカとはいかなかった。新第一庁舎・新市民会館の本体工事に関わる9本の契約締結議案の審議のことだ。
    小泉としては、市行政から十分な説明を得たうえで、気持ちよく賛成に回りたかった。そうさせてくれなかった市の姿勢が残念。

    今回の一連の契約は、通常のケースと異なっている。というのは、いちばん最後に再入札が実施された第一工区を除き、9本のうち8本の契約議案が、増額の変更契約となることがほぼ明らかだからだ―「ほぼ明らか」というのは小泉の見方だが-。なぜかといえば、契約締結後に各受注者の申し出と協議の後、新年度労務単価を適用した契約変更を、国が「特例措置」として認めているからだ。この特例は、昨年度、急激な労務単価の上昇があったことによる。8本の契約議案は旧年度の24年度単価で落札後、これまで仮契約のまま本契約に至らなかったため、このような事態となっている。なぜ仮契約のままだったかといえば、最後の落札となった第一工区が地下部分を含む工区であったため、ここが契約できないと他の契約も締結できなかった...というわけ。

    総務委員会資料新第一庁舎・市民会館工事契約について

    通常の工事契約であれば、契約する段階ですでに増額変更が見込まれることは、ありえない。増額変更はなるべく生じないように、当初の設計は十分注意して行うのが普通なのだ。事前に予期できず、設計に盛り込むことができなかったやむを得ないものについのみ、行われるのが変更契約であり、最初から増額が見込まれる契約とは、不規則で変則的なものなのだ。今回の事態は、起こってしまったのはしかたがないとしても、変則的なものとして議会は十分にチェックする必要があると、小泉は考えた。つまり、増額がどの程度のものかということだ。
    しかし、市行政からの説明は不十分。今後さらに必要な工事発注を含めた事業費と財源の全体像を示せという、小泉を含めた委員の意見に、市行政は答えなかった。労務費の増額について、契約ごとにではなく、全体事業費として示すことはできないのかとの副委員長の質問にも、できないとの答えだった。今後労務費増額について受注者との協議がありうるので、公表できないとのことだ。理解できない説明である。
    そもそもこの事業は、基本設計額134億円と明示していたものを、先の3月議会で151億円と増額したばかりだ。その経緯の説明も、決して理解しやすいものではなかった。

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    今回、さらに入札済みの件について増額されるわけで、市民・議会に対してはいっそう丁寧な説明が求められるところだ。なのに、市の説明責任を問う小泉ほかの委員に対する態度は、恐縮して説明責任を果たそうとするものとは程遠かった。残念なことこの上ない。
    また、今回のような特殊事例をいつものルーチンワークのように扱い、「変更契約の時点で審議し、必要なら補正予算を通せばよい」との安易な態度の議員が大半を占める議会にも、残念至極である。小泉の討論は、「普通でない」ものに対する「議会のチェック機能」を果たそうと呼びかけるものだったが、理解していただけなかった。討論の様子は、後日動画で紹介できると思う。

    ご高覧ありがとうございます。お疲れさまでした。

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