合併地域と長野市が交わした約束が、役人たちによってなし崩しにされつつある。

    小泉は、こんなブログは書きたくはないのだ。「地域住民不在の、独善的な、結論ありきの行政が続いている」などとは。何度、こんなことをブログで書き、議場で発言すれば、長野市役所は改めるのだろうか。
    これから書くことは、もしかすると、あなたには関係なく、あなたのカネにも福祉にも繋がらないハナシかもしれない。しかし、どうか関心を持っていただきたい。あなたも、いつか同じやり方で、切り捨てられるかもしれないのだ。

    合併後に「市の木、市の花等については、市民の一体感を醸成するため、合併後、アンケート等の実施により新たに制定する」とした合併協定事項については、このブログでも議会でも、何度もとりあげてきた。

    http://koizumikazuma.blog.fc2.com/blog-entry-1232.html
    http://koizumikazuma.blog.fc2.com/blog-entry-430.html
    http://koizumikazuma.blog.fc2.com/blog-entry-419.html
    http://koizumikazuma.blog.fc2.com/blog-entry-408.html
    http://koizumikazuma.blog.fc2.com/blog-entry-406.html
    http://koizumikazuma.blog.fc2.com/blog-entry-380.html
    http://koizumikazuma.blog.fc2.com/blog-entry-376.html

    6月27日、鬼無里地域審議会に対し、長野市からある文書が提示された。合併後の旧鬼無里村地域における長野市の施政についてチェックするのが、審議会の主な役割になっている。同時に合併した大岡地域、豊野地域、戸隠地域にも同様な審議会がある。


    ご覧のとおり、姑息なお役人たちが、自分たちの都合の良いように、自分たちだけで、市の従来の市の木(シナノキ)・市の花(リンゴの花)をそのまま今後とも使い続けることに決めたから、ありがたくこれに同意せよというのだ。ご丁寧なことに、「現行の「シナノキ」、「リンゴの花」を存続することに異論はありません」とする意見書のひな形まで付いている(2ページ目)。市のお役人たちが考えるに、これが「アンケート等」に該当するらしい。
    冗談ではない。アンケートとは、質問に対し自由に記述してもらい、意見を集約する手法だ。一者一択で選択の余地もなく、これでよいかどうかと判断を迫るのは、「踏み絵」ではないか。アンケートの対極にある方法ではないか。
    小泉は2011年、市議会議員としての最初の質問でこの問題をとりあげた。当時すでにお役人たちだけで市の木・花を新規に制定しないと決めていたことについて、次のように厳しく批判した。


    この「協定破り」は今まで公表されてこなかった。情報公開、民主主義の思想に対する挑戦であり、市長主導の下、企画政策部長、総務部長ほか、課長によって共謀された密室の秘密合意にほかならない。
    この秘密合意を談合した際の資料には、こう書かれている。「合併により新たに長野市民になった地域の人々にも、市の花とともに長野市民としての歴史を重ねていくことにより、現在の市の花は浸透していくものと思われる」と。
    旧四町村の独自の歴史とその住民の意思への敬意が全く見られない、押しつけの論理。公表を考えに入れない秘密合意だからこその暴論だ。
    http://koizumikazuma.blog.fc2.com/blog-entry-430.html


    その後市長が鷲沢正一氏から加藤久雄氏に代わり、やや変化が表れてきた。市の木・花の取扱いについて、市として26年度中に判断していくと明言したのだ。
    http://koizumikazuma.blog.fc2.com/blog-entry-1232.html

    ただし、このとき、小泉は企画政策部と市長の見解に微妙な違いがあることから、本当に市長を信じてよいものかどうか不安も感じている。このときのブログにはこう書いた。


    地域審議会の前に、役人が「手続を踏む」? これはやっぱり、お役人主導で物事を進めようとしているということなのか?
    加藤市長と官僚組織との人間関係が、市民にとって建設的なものとなるのか。それとも官僚組織を補強するものとなるのか。「市の木・市の花」が、その試金石になる。


    合併した大岡、豊野、鬼無里、戸隠のうち、豊野以外は中山間地だ。長野市をガラッと変え、中山間地を大事にすると公言してきた加藤市長は、すでに長野市役所官僚機構にからめ捕られてしまったのだろうか。加藤市長と最近この件で意見交換したが、市長自身もこのような結論ありきの進め方は、本意ではないようではあったのだが。
    人口減少と高齢化に悩み、地域の活力が失われつつある中山間地では、市の木・花というシンボルより、道路の維持管理の予算等が不足なく付く方が、重要な問題だろう。全うな意見を言うよりも、そうした後で金がちゃんと付くかどうか心配という構図は、国と自治体の関係と同じ。弱い立場にある者がお役人様に異を唱えることなど、実質的に不可能なのだ。長野市役所の意識改革が、「おはようございます」が言えるようになった小学生クラスの段階で終わってしまうのか。そこからさらに先に進み、住民の気持ちに寄り添えるようになるのか。この件の進め方でわかるだろう。






    この件についてのトーク番組。併せてご覧ください。

    ご高覧ありがとうございます。お疲れさまでした。

    小泉一真.netのランクが上がります!
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