住民よりも朝鮮人を第一に考える長野市役所なのか? ・・・なんて書き出すと、最近流行のネトウヨみたいだけど。小泉は、朝鮮半島出身の人々を下にみているわけでもないし、対抗心を燃やしているわけでもない。ただ、長野市役所の仕事とは、朝鮮の人々というよりは長野市住民を主体にしたものであることは間違いないわけで、それが転倒してはいけないだろうということ。松代大本営跡看板の、「強制的な」という文字にテープが貼られたことが問題とされ、看板を作り直すという、あのハナシだ。

    実は昨日、商工観光部長から、小泉を含む複数の議員あてに、看板修正の文案について内々の打診があった。文案は非公開のものということで、説明のあとすぐに回収されてしまったのだが、今朝の信濃毎日新聞等一部のメディアが、すでにその概要を伝えている。だから小泉がここで公に言及しても、問題はないだろう。信濃毎日新聞は、文案は次のような内容とみている。


    多くの朝鮮や日本の人たちが強制的に動員されたと言われている。なお、必ずしも全てが強制的ではなかったなどさまざまな見解がある。


    小泉の記憶でも、概ねこのようなものであったと思う。では、従前の文と比べてみよう。


    ・・・延べ300万人の住民及び朝鮮人の人々が労働者として強制的に動員され、突貫工事をもって構築したもので・・・


    従前は「住民及び朝鮮人の人々」と、「住民」が最初に出てくる。ところが今回の修正案では、「多くの朝鮮や日本の人たち」と、「朝鮮」が「日本」に優越する書き方となっている。これでは、日本国に存する戦争遺跡の説明文としては、奇異に感じられないだろうか。説明を求めると、松代大本営建設に従事した労働者の数としては、朝鮮人の方が多かったからだという。それでは、「大阪城を建てたのは誰だ?」に対する答えが「大工さん」というナゾナゾのようなものだ。

    日本が宣戦布告した戦争で、日本国民が、日本のためにと強いて働かされた事実をこそ、我々は後世に伝えていかなくてはならない。その果てに今の日本があるのだと。このように認識し、先代、先々代の労苦に思いを致さねばならぬのには、右も左もない。朝鮮の人々はどうでもいいと言っているのではない。我々自身の戦争体験をきちんと伝えることが第一で、それができなければ、朝鮮の人々も同様に苦労したと伝えていくことなど、到底できないだろう。そして実際、今の日本と長野市の状況を見ると、そうなっているのではないか。長野市は、松代大本営跡を、今も文化財に指定していない。

    小泉は、「日本や多くの朝鮮の人たち」「多くの朝鮮人を含む労働者」といった代案を提示したが、どの程度の興味を持って聞いていただけただろうか。

    長野市の今の修正案どおりに看板が書き換えられれば、それは左の人々は溜飲を下げるかもいれない。しかし、それに対する反動もまたあるのではないか。それを小泉は心配している。文案の正式発表までは、まだ間がある。十分に検討していただきたい。


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    松代大本営跡坑内

    松代大本営跡坑内-長野市公式サイトから引用

    ご高覧ありがとうございます。お疲れさまでした。

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