恒例の議員あてレクチャーに出席。分かりやすくツッコミやすいネタに遭遇。

    保健所業務に使うコンピューターシステムを組むのだと言う。マイナンバー対応と絡めて、母子保健情報の共有、がん検診・予防接種業務の効率化を目指すという。市民の健康増進に役立ち、事業の効率化が見込める投資なら、賛成しなければと思いつつ資料をみた。のだが。
    ざっと 
      初期投資に   7千5百万円
      毎年の維持費 1千80万円
    赤字垂れ流しシステム_3

    これに対し
      毎年のコスト圧縮効果 990万円
    赤字垂れ流しシステム_3a

    との説明。
    ちょっと待て。
     〈毎年の維持費 1千80万円〉-〈毎年のコスト圧縮効果 990万円〉=〈毎年の赤字90万円〉
    なの? 指摘すると

    「ええ、維持費とコスト低減効果でトントンになっています」

    それはトントンじゃないから。
    普通は投資金額に見合う効果があるから、システム導入して効率化するのだ。 7500万円も投資しておいて、毎年90万円の赤字を垂れ流しにするのが効率化? それを議会に認めろと? 冗談じゃない。それなら、そんなシステム導入しないほうがよい。今まで通りで赤字にならないなら、その方がよいではないか。
    ところが行政には言い分があった。

    「マイナンバーに対応することが法律上定められており、システムを組まないと年に500万円の人件費をかけて対応する必要があります」

    なにい? 国が税金を捕捉するためのシステムに、なぜ長野市が加担し、出費を強いられなければならないのか。国からの補助金は、約220万円だけとスズメの涙。国のやることは悪辣だなあ。マイナンバーに住民基本台帳システム等が対応するシステム改修費は国費で出してもらえると確認していたが、保健所業務は盲点だったなあ。ちょっと同情する小泉。

    「事業効果の認定が甘いのではないか。システム導入の効果として、がん検診受診率が向上し、死亡率が低減すれば、国民健康保険会計に寄与するはずだ。そのようなシミュレーションをするべきでないか」

    小泉がこんな助け船を出すのは珍しいのだが、

    「効果には目に見えないものがありまして...」

    まだこんなことを言っている。それを見えるように説明するのも、行政のお仕事。市民に説明責任が果たせなければ、議会だって議案を通せない。議会を説得できる資料を、頑張って作っていただきたい。

    ご高覧ありがとうございます。お疲れさまでした。

    小泉一真.netのランクが上がります!
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