まちづくり特別委員会視察2日目。
    小さな拠点とは、中山間地等の人口流出・高齢化が著しい地域において、行政を始めとした生活の維持に必要なサービスを集約的に配置して地域生活の利便性と行政の効率性を高めてそれに対抗しようという施策であると、小泉は理解している。最近、国が音頭をとって推進が図られており、長野市でも大岡地区でモデル的に取り組みが始まっている。
    人口減少施策としては、コンパクトシティや公共施設の統廃合等により、行政効率を高めてコストを抑える施策が有力視されて推進されている。しかし、それでは人口が減少する中山間地が切り捨てられてしまわないか。小さな拠点構想は、その疑問を解消する回答として、小泉は期待している。
    岡山県新見市哲西地区は、合併前の哲西町の時代にすでに今日の人口減少を見越して2001年に「きらめき広場」を整備。国の補助金に頼らずに、町長の信念で議会と町民を説得し実現したと言う。先見性に驚く。

    新見2

    旧町役場、図書館、ホール、認定こども園、ATM等を整備。内科・歯科診療所は住民の要望により、施設新設とともに誘致した。一周が150メートルの楕円形に施設が配置されていて、各施設間の連携は良好とのことだ。さらに、隣接して道の駅もある。
    診療所の誘致には自治医科大学の協力を仰いだとのこと。地区内の人口は約2800人とのことだが、内科診療所の待合は人でいっぱいだった。内科医師は、地元の医師の受け入れの温かさと当時の町長の姿勢に感銘したことを熱弁。

    新見市

    小泉が感心したのは、きらめき広場設置の際の住民アンケートで、室内プール整備の声が最も多かったのに、不採用としたこと。維持費が高額となることが理由だった。その代わりに、隣接する広島県庄原市東城地区の室内プールまでバスを運行し、利用させてもらっている。その代わりに、同地区の住民には、きらめき広場の図書館を無料で解放している。
    何事もフルセットの施設を自分の自治体で揃えなくてはならないということはないわけで、旧哲西町のこの割り切りは見事だと感じる。長野市は未だに図書館分館構想を捨てきれずにいるが、それに代えて千曲市や須坂市、小布施町等の隣接自治体の図書館を相互に利用する等の方策を考えてもよいのではないだろうか。

    ご高覧ありがとうございます。お疲れさまでした。

    小泉一真.netのランクが上がります!

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