
浅川ボブスレーリュージュパーク-通称スパイラル-の、ピョンチャンオリンピック後の冬期休業について、議会に説明、というか正式な通告があった。NBSから取材を受け、コメントが夜のニュースで流されている。
これで長野オリンピックのレガシーの一つが、競技施設としては機能しなくなるわけだ。ここに至っては、もはやほかに手はないとは小泉も思う。が、スパイラルの活用について、長野市はどの程度本気で取り組んできただろうか。
小泉は、昨年の議会では、札幌市のオリンピック招致活動と連携するよう訴えた。思えばあれが、少しでも有利な条件でスパイラル生き残りを模索し得る最後のチャンスだった。国際オリンピック委員会が分散開催に積極的な姿勢を見せるようになったことを受け、当時の札幌の招致計画を練る委員会では、長野市のレガシーと連携するアイディアが語られていたのだ。環境負荷の大きいソリ系競技施設を矢鱈に作らず、長野のスパイラルを改修して札幌オリンピック会場とする案が現実化できていたなら、今後のオリンピックのあり方に長野市が大きく関与するチャンスともなった。可能性は決して高くはないかもしれないが、座してスパイラルが朽ちるに任せるよりは、数段気が利いた策だと思う。
しかし、小泉の提案に、加藤市長の答えは、札幌からオファーがあれば考えるといった程度のものだった。そんな受け身の姿勢で、スパイラルが有効利用できるわけがない。考えてみれば長野市は、長野オリンピック後、スパイラル生き残りのために、どの程度本気だったろうか。
長野市の今後の繁栄を考えるとき、ここがキモになると、小泉は考える。政策課題を必ず解決するという気迫が横溢する長野市役所であってほしい。
長野市役所、がんばれ。
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