小泉の所属する会派「改革ながの」では、平成24年度の予算要望のとりまとめが、やっと終わった。会派の皆様、お疲れ様。近々に長野市長あて申し入れることになる。
    新人なので、昨平成23年度の要望書は、どんなものだったのかと見ると、19ページ・141項目にわたる力作。一人でこれだけのものをまとめるのは大変だろうな。で、市にこれ出したあと、どうなったんだろうか。案外、その辺に放っておかれてるんじゃないの? 言いっぱなしじゃなくて、どうなったのか検証しないと。

    議会事務局に問い合わせると、秘書課から説明があった。予算編成に際し、各部署に要望書を配布し、どのように対応したか照会してとりまとめているという。案外、きちんと取り扱われているじゃん。でも、とりまとめてるなら、各会派にフィードバックしてくれてもよさそうなものだけど。そこまで親切ではないらしい。
    昨年の対応状況についての表を見せてくれたので、コピーを所望。小泉が所属する「改革ながの」の前身「政信会」については出すが、他会派のは出せないとのお返事。まあ、第三者情報だから、しようがないか。いいや、情報公開請求すれば、出してくれるんでしょ?

    入手したのが、これらの資料。
    2011会派要望009s
    2011会派要望010s

    冒頭に、141件のうち、なんと85.8%が、予算化され対応されたと記されている。えーほんと? これは数字のマジック。さらに推進せよとか、拡充せよとかの類の要望に対し、「とりあえず」従来通りの予算がついて実施されているなら、「予算化・対応」しているという勘定にしているらしい。うーん、そのカウントはいかがなものかと思うが、まあ今まで会派もノーチェックだったからねえ。
    むしろ見どころは、「予算化・対応」以外の「検討中」、「困難」それから「その他」とされた項目。



    (会派)
    常に制度改革に努め、部門ごとの職員定数を明示し、適正化を図ること。





    (長野市)
    新たな定員適正化計画を平成22年度に策定し、引き続き業務改善等により定員適正化を進めるが、新たな行政需要の発生や組織改革を進める必要があり、部局ごとの定数の明示は困難。



    「新たな行政需要」や「組織改革」を理由として、部局ごとの定数が明示できないというリクツが、理解できない。



    (長野市)
    本市の事務事業評価が事業仕分けに限りなく近いものとなっており、現時点では実施の予定は無いが、他の地方公共団体の事業仕分けや国の行政事業レビューなどの状況等を参考・検証しながら研究を行っていく。



    「本市の事務事業評価が事業仕分けに限りなく近いもの」とは、すごい自信。ほんとにそうなら、事業仕分けしたっていいと思うのだけど。この辺は、誇大な表現なのか真実なのか、検証していく必要があるねえ。
    ちなみに、来年度の会派要望から「事業仕分け」の言葉を外せという議論があったのだけど、小泉は抵抗して、要望に残った。



    (会派)
    高齢者福祉施設等の介護士の待遇について.市内の各施設に対して適正な賃金水準を維持するよう適正な指導を行うと共に、国に対し改善について強く要望すること。





    介護従事者の処遇改善については、国において介護報酬の改定及び介護職員処遇改善交付金事業により実施され、検証も行われていることから、今後、国の動向等を注視していく。



    介護等の福祉現場職員の処遇は、しばしば市井で取り上げられる問題。その改善を国に要望する必要はなくて、ただ国の方針を見守るというのが、長野市の方針であるらしい。そう言うお役人さんたちは、賃金と雇用が確保されている。あなた方の身分が保証されているのは、現場で苦労しているヒトたちの処遇を適切なものにするためでも、あるはずだ。
    長野市の自主性って、どこにあるのだろうか。もっと主体的に考えてほしい。福祉の充実は、重要なテーマなのだから。
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    コメント:
    Re: 福祉
    > 市民会館の建て替え問題に焦点が当たりすぎて、福祉の充実を叫ぶ人がいないと思ってたけど、

    「...市民の厳粛な信託に的確にこたえ、もって市民全体の福祉の向上及び市政の発展に寄与することを目的とする。」と、長野市議会基本条例前文にありますように、福祉の向上は市議会の存在目的です。
    ただ、ここで言う福祉は、ほとんど「しあわせ」と同義の、広い意味の言葉でしょう。市民会館・市役所の建替えの問題も、何が住民の「しあわせ」なのか。住民福祉の視点から発想するべきですね。
    小泉一真│URL│10/29 00:17│編集
    福祉
    市民会館の建て替え問題に焦点が当たりすぎて、福祉の充実を叫ぶ人がいないと思ってたけど、福祉の充実という言葉を聞いて少し安心しました。これからますます福祉に関心を持ってもらい、感情労働で疲弊している福祉職員が頑張れるように宜しくお願いします。
    AI│URL│10/28 19:13│編集
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