小泉は、率直に言って、TPPなんてどうでもいいと思う。

    共同通信の世論調査では、TPPに参加した方がよいとする回答38.7%、参加しない方がよいとの回答36.1%。賛否が拮抗している。でもチョイ待ち、今問題となっているのは、TPP「交渉」のはずで、TPPへの参加そのものではない。
    TPP推進派は「まず交渉して、日本の主張が通らなければ抜ければいい。まず交渉すべきだ」と言う。慎重派にすれば、既定のレールを敷いていく戦術と見るから、「そんな安易な姿勢が国際社会で信頼されるのか」と牽制する。

    こういうのを、水掛け論と言う。

    両派に訊きたい。
    決裂覚悟で、日本不利と見れば席を立つだけの勇気が、日本にあるだろうか。
    国際社会の議論において、信頼されるリーダーシップを、日本は示してきただろうか。1年ごとに首相が変わる国情と、原発災害の危機管理のありようは、各国の尊敬をかち得ただろうか。

    日本国民の不信は、TPPそのものへの不信というよりは、政府の能力に対する不信である。交渉をきちんと管理できるのか。交渉参加は、国民に十分な説明責任を果たした上でのものなのか。農業団体、医療団体等からの疑念に答えるポリシーを示し、なおそれらがきちんと履行されるとの信頼をかち取ることができるのか。
    沖縄の基地問題を、5月までに解決すると言った、魔法でも使わなければできないような唐突さ、拙速さは、その後改まっただろうか。国民合意に粘り強く取り組む姿勢が、その後の政府にあっただろうか。
    TPPの是非以前の問題がある。それはTPP交渉国、中でもアメリカの問題ではない。日本内部の問題なのだ。

    小泉は、今の政府に交渉を任せたくはない。
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