昨日の続き。頭にきてる。

    企画課から、「庁内の委員会で検討した」際の資料が提供された。「第3回長野市のシンボル等見直し検討委員会 次第」とのタイトル。平成20年1月11日の日付け。
    「市の木、市の花等については、市民の一体感を醸成するため、合併後、アンケート等の実施により新たに制定する」と、平成17年、大岡村、豊野町、戸隠村及び鬼無里村が長野市と合併する際に交わした合併協定書では決められていたのに、役人がこさえた紙切れで、勝手に葬られてしまったのが、はっきりした。資料の「長野市の都市宣言・シンボル等の見直し(案)」には、こうある。

    「市の木、市の花については、写真・図案等に使用されており、市民にも浸透していること、合併前の町村の木・花は、地域を代表する木・花であり、市域全域を代表するシンボルとは考えにくいことから、現行の市の木・市の花をシンボルとして存続することとする。」

    あのね。「新たに制定する」というのは、現行制度を維持することと同じなのか。
    そりゃーきちんと検討した結果、やはり現行でいくしかないねという結論に落ち着くことはありうる。だけど、「アンケート等の実施により新たに制定する」と書いてあるんだけど。役人の内輪の会議が、「アンケート等」と呼べるのか。
    「合併前の町村の木・花は、地域を代表する木・花であり、市域全域を代表するシンボルとは考えにくい」って、合併協定書は、旧町村の木・花を、新市の代表にせよなどと、謳っていないではないか。「合併前の町村」を、「合併前の市」と読み替えてごらん。少しの矛盾もない文になるではないか。
    旧町村への敬意・理解・愛情が全く感じられない。合併特例債さえ握って、長野市の真ん中だけ栄えれば、合併のときに旧町村と交わした約束なんかどうでもいい。後は野となれ、山となれ。人の噂も七十五日。

    この会議のありかたも巧妙なんだよ。なるべく構成員のお役人が、罪悪感を感じなくて済むように、責任を分散している。この会議を主催したのは、秘書課だそうだ。市の花・市の木を所管するのは、企画課。市の木・市の花について見直しの案を作ったのは、公園緑地課。そのうえ、今回の提供された資料に、会議の構成員は示されていない。赤信号、みんなで渡れば怖くない。一人ぐらい、これではいけないと言った役人は、いなかったのか。

    今日はこれから、経済文教委員会の視察で戸隠に行く。続きはまた書く。


    戸隠スキー場、戸隠牧場・キャンプ場等を見て、帰ってきた。

    長野市は、小泉がかつて在籍した長野県庁に比べると、電話や窓口の応対などは、相対的に優れているとの印象を持っている。しかしねえ、やはりというべきか。こんな、合併町村との約束をつぶすお墨付きを得るための、結論ありきの会議を開催していたとは。長野市よお前もなのか。

    市長は何度も市議会の場で、アンケート等により市の木・市の花を新規に制定するとの趣旨の発言をくりかえしている。一方、小泉の調査と議会事務局に照会した範囲内では、「お役人の談合の結果、それはやめました」という説明を、議会が受けたという事実は確認できなかった。まあ、議会のチェック不足という反省点もあるね。特に、17年合併の旧4町村出身の議員は、どうして黙っていられたのか。

    第1回から第3回の会議資料、その審議の模様、構成員等々が分かる資料を請求中。また、今までにこのような庁内機関による方針決定を議会に伝えていたのかどうか、秘書課が所管している理由・経緯について、説明を求めている。秘書課の釈明では、文書があちゃこちゃにあって、すぐに出せないと。どんな管理してんるだろう。

    とりあえず、今日の時点で入手できている資料を、抜粋して掲載。

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    「「市の木、市の花については、写真・図案等に使用されており、市民にも浸透していること、合併前の町村の木・花は、地域を代表する木・花であり、市域全域を代表するシンボルとは考えにくいことから、現行の市の木・市の花をシンボルとして存続することとする。」

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    「市の木」「市の花」は企画課所管だけど、旧市のを引き継ぐ理屈づけは、なぜか公園緑地課。説明責任は分業して業務の合理化。

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    大岡のキジ、イワナ。豊野のカワラヒワがばっさり。

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    豊野のリンゴ、ブドウも。リンゴの花はよくても、リンゴの実は不可。やらない理由はいくらでもつくもんです。

    こんなのとりあげたって、正直いって、小泉にはメリットはあまりない。こんなのほじくったって、市民福祉がすぐに向上するわけでも、経済的なインパクトがあるわけでもないだろう。小さなこと、小さな奴という人もいるかもね。。
    しかしね、うまいこと言っていっしょになってみたら、話がちがう。そんなことが許されていいのか。旧合併町村の町長・村長との約束が、役人たちの談合で覆されていいのか。市民もこんなことがあったとは知らされていない。議会には説明がされたと確認できない。いちばん残念なのは、長野市の役人たちが、わりと平然とした風で、こうなってますと説明する点。すまなさそうな声や態度が、まったくない。
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    コメント:
    Re: 合併町村
    Hanabiさん、久しぶりです。元気でしたか。

    > 合併町村は、うまい話で合併させられただけで、理解、愛情、まして敬意なんて全くない。結局は、中心部に機能を吸い上げられ、合併町村は廃れて行く一方。そして今回も…

    そのような思いを抱かせるような政治は、成功しているとは言えません。合併してよかったと言える市政にしなくてはならないと考えています。

    > その中で、機能の吸い上げとともに要らなくなった有資格嘱託職員へは首斬りの話。年契約だから、いつそんな話があっても不思議ではないのだろうか?当然?当たり前のことでしょうか?割りきるしかないのでしょうか?

    どういうケースなのか詳細が分かりかねますけれども、合併町村の雇用を奪うような合併が、好ましいはずがありませんよね。
    小泉一真(こいずみかずま:長野市議)│URL│07/27 00:04│編集
    合併町村
    毎日お疲れ様です。タイムリーな話でなくてすみません。合併町村の花の木の話から始まりいろいろな怒りを思い出して…
    合併町村は、うまい話で合併させられただけで、理解、愛情、まして敬意なんて全くない。結局は、中心部に機能を吸い上げられ、合併町村は廃れて行く一方。そして今回も…
    その中で、機能の吸い上げとともに要らなくなった有資格嘱託職員へは首斬りの話。年契約だから、いつそんな話があっても不思議ではないのだろうか?当然?当たり前のことでしょうか?割りきるしかないのでしょうか?
    自分の都合で仕事を長期に欠席していた職員が、違う職場へ異動してクビをつないでいるのに、優秀な有資格嘱託職員が簡単にクビを斬られる。素晴らしい人材を大事にしない会社が将来発展なんてしっこない。どうしたらいいんだろう?
    hanabi│URL│07/25 22:40│編集
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