小泉がかつて籍を置いた長野県本庁では、議会の前になると、部長が答弁に困らないように、水も漏らさぬ予想質問・答弁集を作っていた。それだけではなく、議員から質問の事前通告があると、その答弁を作るのも、役人の仕事。小泉の場合は、本庁にいたのは土木部河川課で、事務屋。だから、答弁を書いたことはない。だけど、答弁作っておけと振ってくるのは、秘書課だったと思う。

    長野市議会でも、議長あてに質問の事前通告を出せと、新人議員向けの説明会で教わった。長野市議会会議規則でもそう決まっている。はいよ了解。

    そしたら、何日か前に、長野市役所秘書課から、電話が。「シナリオ」をよこせと。は? 何ですか、その「シナリオ」ってのは。議長あて事前通告よりも詳しいやつのことだそうだ。シナリオのある議会、か。
    かつて長野県知事であられた田中康夫氏は、質問取りの廃止を試みたことがある。が、そのうちにもとに戻した。意味のある質疑応答にするには、事前通告制は、あってよいシステムだとは思う。しかし、「シナリオ」ねえ。

    振り返ってみると、小泉は、議長に出す質問通告は、当然に行政側にわたっていると考えていた。秘書課も、議長のより詳しいの出せと言う。ということは、議長あてに提出された通告が、どのようなものであるのか、秘書課は分かっているということになる。しかし、議長に提出する発言通告は、議事進行の参考とするためのものであるはず。それが行政側に渡っているというのは、目的外使用で、いかがなものか。たまたま、今の議長が市長と仲良しの会派だから、渡っているということなのかなあ。
    そう考えると、秘書課が自力で、議員発言の情報を集めようとするのは、却って筋の通った話ではある。でも、「シナリオ」ねえ。

    「いやあ、議長にあてて通告されるのはあくまで議会内のお話。行政は行政で、情報収集しなければならんのですわ。議長に出したのと同じのでもいいですから、いただけませんか。できるだけ詳しいと、嬉しいなあ」

    そう言われたら、抵抗なく出せたと思うのだけど。議長のより詳しい「シナリオ」ねえ(しつこい?)
    議会事務局に訊いてみた。皆出しているという。ただし、「シナリオ」どおりではなく、違うことを訊く場合もあると。

    「今は一問一答式の質問ができますから、最初の一問は書けるけど、あとは書けないという議員もいます」

    ごもっとも。答弁を受けて、さらに突っ込む。それが一問一答式の狙いのはず。二問め以降のシナリオは、答弁が分からなければ、書けない。だからさ、議長に出したのよりも、詳しく書く必要はないよね。

    「ただ、理事者側が答えられない場合は、質問時間が残っていても、そこで打ち切りとなります」

    えー。行政が答えられないのは、議員の責任ではないのに。ほんとにそんなことがありうるのか。じゃあ、休憩動議出せばいい?

    「私には、分かりません」

    なんだよ、知ってるんでしょ、ほんとは。
    議会と行政側にだけに質問通告するというのも、均衡を失しているなあ。市民だって、事前にどんな質問するのか、知りたいのではないだろうか。こいつの質問、面白そうだと思えば、傍聴すればいいわけで、合理的。議会と行政には知らせるのだから、公表できないわけがない。というわけで、小泉の一般質問は、事前通告の内容を、前もって、このブログで公表する。だから、12月8日までは、ちょくちょく見に来てくださいな(と、アクセス稼ぎ)

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    コメント:
    Re: 市民への「事前通告」いいね!
    北アルプス様
    コメントありがとうございます。

    > しかし、理事者が答えられない時は質問打ち切りなんてあり得ませんな…。

    そうですねえ。改革ながのの先輩にも、本当かどうか訊いてみます。
    小泉一真(こいずみかずま:長野市議)│URL│11/29 10:57│編集
    市民への「事前通告」いいね!
    どんな質問なさるのかワクワクしています!

    しかし、理事者が答えられない時は質問打ち切りなんてあり得ませんな…。
    北アルプス│URL│11/28 22:56│編集
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