質問する小泉

    長野市議会3月議会の一般質問を、3月5日に終えた。
    質問は大きく3テーマ。

    ① 市発注建設工事における市内企業活用の促進について
    初っ端は負け。
    市内の下請・資材業者を守るために、市内の業者を使うように、公共事業の元請に要請してはとの提案は、拒否された。
    平成15年6月定例会で、このことについて総務部長による次のような答弁もある。下請については「特殊技術を要する工事については、市外業者もやむを得ませんけれども、市内業者で施工可能な工事につきましては、できる限り配慮されるよう指導をしてまいりたい」
    それにも関わらず、長野市側は、執拗に「義務付け」は、公正取引委員会見解によりできないと繰り返していたが、小泉の求めているのは、「要請」。つまり「お願い」なんだけど。
    芽野市等ではすでに実施されている取り組み。茅野市は市内の業者を守るが、長野市はそうではないらしい。
    入札では、すでに長野市内の業者をなるべく使うように考慮されているというが、それとは矛盾しないのか。下請に多い零細な業者こそ、守られなければならないと思うのだけど。

    ② オリンピック記念館等について
    次世代エネルギーパークを、エムウェーブ内に設置する構想と関連して、同じくエムウェーブ内に設置されているオリンピック記念館について。
    記念館は、エムウェーブの指定管理者㈱エムウェーブが、エムウェーブと一体的に管理している。
    オリンピックのホストシティであった長野市は、その知名度をシティ・プロモーションやコンベンション、観光振興等に活用すると、各種計画で謳っている。また、ホストシティの責務として、オリンピックムーブメントを永く伝えていかなければならないはずだ。オリンピックの平和、友愛等のテーマは、万古不変のもの。そのパブリシティを担うのが、記念館の使命のはず。
    ところが、記念館は週5日休館。こんなに稼働率の低いオリンピック展示施設は、国内で他にはない。表は、小泉調査によるもの。パネルにして、議場に持ち込んだ。
    記念館の休館日等

    また収蔵品の台帳が整備されておらず、寄贈品等が長野市のものか㈱エムウェーブのものか、明確でない実態も明らかに。写真は、展示されていない収蔵品の保管状況を調査した際に、小泉が撮影したもの。床に雑然と置かれている。これも、パネルにして、議場のプレゼンに活用。
    収蔵品保管状況

    これらのいい加減な施設運営と財産管理は、長野市が、エムウェーブ指定管理者に何ら記念館の運営方針を示さず丸投げにしているため、コストカットのターゲットにされているためだと、小泉は考える。実際、質問や資料請求しても、契約条項等の具体的な運営方針は、何も出てこなかった。
    そこで、記念館を、市条例に位置付けた施設とできないかと、提案した。
    産業振興部長の答弁は、記念館の再定義を行うとか、台帳整備していくとか、条例に位置付けることは可能とか、一見前向き。だが、エネルギーパークとセットで見直していくという条件がつくのが気になる。勝ち負けなしの、引き分けかな。
    この件に関連し、指定管理者の財産・備品管理について、重点的に監査するよう、監査委員に要望した。


    ③職員提案制度の改善について
    今年の仕事始めの式で、市長は「『こうやったら市民満足度が高まるのではないか』、『このように施策を進めれば良いまちができるのではないか』、そういう提案をぜひお願いをしたい」と、職員に訓示している。首長の意思を具現するため、事務方が市民満足度向上等に関する提案を、どのように職員に促し、提出させ、実現するかについて訊ねた。
    今も制度上は職員提案制度があるが、平成20年度以降の提案が0と、機能していない。総務部長から、提案に対する表彰などのインセンティブを用意することを含め、提案制度を改善するとの答弁を引き出した。実効ある改善とするよう、さらに要望。
    長野市の明確な実施の意思を確認でき、収穫があったと思う。
    小泉が考えるに、長野市役所の最大の資産とは、庁舎や施設ではない。職員である。実際、市の予算のかなりの部分を、これまで人件費に投資しているし、今後もそうだろう。市民へのサービスの良しあしを決めるのは、最終的には一人一人の職員の意識にかかっている。従って、職員の「やる気」を最大限に引き出すことが、自治体経営上は絶対に必要。職員の士気が高まり、よいサービスを住民に提供できれば、住民の市に対する信頼と敬意も高まる。それがさらに、職員のやる気につながっていく...このような良いサイクルを、長野市にもたらしたい。これは小泉の信念だ。
    職員提案は、職員に問題意識と自治体経営への参加意識を促し、やる気のある職員のやる気を、さらに引き出す。本気で制度を整え、運用していただきたい。
    ご高覧ありがとうございます。お疲れさまでした
    にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 長野(市)情報へ
    ↑  CLICK!!   ↑



    関連記事
    コメント:
    コメント:する












    管理者にだけ表示を許可する?

    トラックバック:
    トラックバック URL
    →http://koizumikazuma.blog.fc2.com/tb.php/514-a40f5649
    この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)