原子力発電について考察すると、「分かっていない」ということに気づかされる。

    最近の報道に、プルトニウム利用計画が白紙になっているとあった。意味もなくプルトニウムを持つことは、核不拡散の観点から問題があるだろう。IAEAだって黙ってはいられなくなるのではないか。

    にも関わらず、ちょっと前にはこういう説があった。
    「潜在的な抑止力」ために、一定程度の原発を維持することが必要だという議論。つまり、原発や高速増殖炉「もんじゅ」を焚いて、一定水準のプルトニウムを「生産」する能力と、核武装するオプションを手にしておくべきであるということらしい。
    しかし、原発の再稼働日程が決まらず、高速増殖炉「もんじゅ」も動かない今、日本プルトニウム管理に国際世論の厳しい目が向けられる可能性はないのか。それ以前に、日本のプルトニウムは「抑止力」のためにあるという「本音」を聞いてしまえば、IAEAや国際社会は日本に不信の目を向け、厳しく対応しなければなならなくなるのではないか。だってそうだろう、北朝鮮だってミサイルではなく宇宙開発だと言っているのに、国連安保理は議長声明まで出して非難したのだ。無目的に持つプルトニウムを、いつまでも許してくれるものだろうか。プルトニウム4~8㎏で、核弾頭が一発作れるらしい。日本は、30トン持っている。

    よく分からないのは、なんでこんな「潜在的抑止論」が出てきたのかということ。洗練されたロジックとも思えないし、原発擁護のつもりが、ひいきの引き倒しになっている。

    じゃあ、使いもしないプルトニウムはどうすればいいのかというと、そこまでは報道も説明してくれないし、これもよく分からない。ガラス固化して、埋設することになるんだろうか。

    もひとつ分からないのは、震災後、原子力発電所・原子炉の耐震性や強度については議論されるようになったが、核燃料サイクル全体についてはどうなっているのかということ。六ヶ所再処理工場や「もんじゅ」については、どのような検討が行われているのだろうか。

    ご高覧ありがとうございます。お疲れさまでした
    にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 長野(市)情報へ
    ↑  CLICK!!   ↑


    忙しがって、ロクな更新をしなかったら、読者からコメントでお叱りをいただいた。ありがたい話。
    関連記事
    コメント:
    コメント:する












    管理者にだけ表示を許可する?

    トラックバック:
    トラックバック URL
    →http://koizumikazuma.blog.fc2.com/tb.php/572-813d7d0a
    この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)