市立公民館で、会議・式典のあと、会費制の懇親会で軽く一杯―議員をやっていると、こんな場面が多い。小泉は酒が好きなわけではないけれど、地域の方と接して話をうかがう好機として、なるべく参加するようにしている。

    だがこれが、公民館を管理する長野市教育委員会生涯学習課を、悩ませているらしい。一昨日、この件について、意見を聞いてきた。
    生涯学習課では、市民からの投書により、会議後の節度ある酒宴のありかたを、検討しているとのこと。それはいいのだが、現場の公民館には、きちんとそれが伝わっていない。「会議後の飲酒は、廃絶すべき悪しき慣習」であると、間違ったサインが伝わっているように思える。地元の公民館の職員と話すと、飲んだ帰路で事故にあい怪我でもして、新聞に載ったら困るという。怪我をすることが困るのではなく、新聞に載るのが困るらしい。
    公民館は文化と教育の場としてあるのであって、のべつまくなしに飲酒の場とするのは、本来的な使い方ではないだろう。飲酒すれば、机や床が汚れるし、においが残るし、大きな声もでるかもしれない。道路交通法を順守して帰るよう指導することも必要だろう。
    教育委員会としては、検討し対処しなければならないことが多く、面倒なのは分かる。だからといって、地域の慣習としてある、会議・式典後の飲酒を認めないと、頭ごなしに決めつけるのは、避けるべきだ。公民館とはどうあるべきか、その下で飲酒の場を提供する意義をどのように考えるべきなのか。そのような大枠を示した上で、後は各地域住民と、各公民館との話し合いにより、それぞれの運用を決めるべきだろう。というのは、習慣や公民館の広さ・狭さ、利用状況は、それぞれの地域で異なるからだ。それこそが、地域の事は地域で決めるという、長野市の都市内分権の思想ではないか。

    生涯学習課と話してみると、このような視点が欠如していて、全ての公民館を一律の方針で統制しなければならないと考えているようだった。
    「飲酒をやめた公民館もある」などとの話も出たが、それはそれで結構。そのような少数派に合わせた運用をしなければならないという理由はない。むしろ、飲酒という文化についての判断の多様性を示す事例とみるべきであろう。

    生涯学習課には、公民館内の飲酒廃止ではなく、飲酒のマナー・施設管理の問題として検討していることを確認し、施設内飲酒のあり方については、それぞれ地域でよく話し合うように申し入れた。
    施設管理者は市教育委員会だろうが、市教育委員会は市民福祉実現のために施設管理するべきであると、自覚していただきたい。

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    まとめtyaiました【会議後に酒を飲んではイケナイ―それを決めるのは誰なのか】
    市立公民館で、会議・式典のあと、会費制の懇親会で軽く一杯―議員をやっていると、こんな場面が多い。小泉は酒が好きなわけではないけれど、地域の方と接して話をうかがう好機とし...