右肩下がりと言われる日本の国情だが、ちょい前までは、景気はまたよくなると皆が信じる時代があった。長野市でも、平成3年、下水道普及のパブリシティのために、1億8千万以上をかけた施設をに完成させるという、バブルな時代があったのだ。
    せっかくのバブルの置き土産、有効に使いたいと思うのが、人情。ところが平成15年以降、まったく使わずにこれを放置するという、バブルが過ぎても剛毅なことをしている事例がある。

    「城山公園自然生態観察園"ホタル公園"」。
    別名「下水道で作る親水の郷"善光寺ホタル郷"」
    地図

    城山公園駐車場の隣、堀切沢に沿って、人知れずその公園はある。普段はロックされ、公開されていない。
    ゲート

    活用されていた頃の写真。(http://w2.avis.ne.jp/~gesuidou/jushousha.html から引用)



    昨日撮影した現地の写真。
    あずまやと橋

    通行不能
    東屋も橋も、朽ち果てている。橋の下には水路があったのだが、今は水流はない。樹木は剪定もされず、何がなんだか分からない状況。最奥部には近づくことすらできなかった。

    Webが伝える当時の模様。
    http://w2.avis.ne.jp/~gesuidou/jushousha.html
    から引用。

    〇建設大臣賞「甦る水100選」に
    「堀切沢は、戦前「ホタル沢」とも呼ばれ、毎年無数のホタルが飛び回り、善光寺の風物詩となっていたが、上流地域の住宅化に伴い、生活雑排水の流入による汚濁が進み、ホタルはもとより魚も住まない死の沢と化していた。
     このため、建設省のアピール下水道事業により、堀切沢の水路整備を実施するとともに、上流の下水道整備により復活した清流を利用したせせらぎや植裁、木橋などを設けたホタル公園を整備した。これにより、徐々にホタルが生息するようになり、毎年ホタル鑑賞会を行うなど、地域住民の憩いの場として親しまれている。」

    100選
    ゲート脇に建つ、「甦る水」の記念碑

    甦る水として造られたホタル水路は、涸れたまま放置され、再び死んだ。平成8年から15年までは、市がホタル鑑賞会を主催していたというのに。どうしてこうなってしまったのか。長野市上下水道局業務課は語る。

    「当時、ホタルの生息できる水質に回復するという、事業の旗印があった。幼虫を放すなどして管理していた。ホタルの発生
    が確認されたので、目的は達成され、以後ホタル鑑賞会は開催していない」

    ホタルは、昨夜は現地で確認できなかった。
    当時、900匹の幼虫を放したと、議会の答弁にある。絶滅危惧種ではないホタルではあるが、命が軽く扱われていると感じる。下水道普及の宣伝に使われ、工事完了後に受益者負担金があらかた集まったら、用済みということなのか。
    ホタル復活は、上下水道局が主導した。一方でホタル公園そのものは、公園緑地課が管理している。ホタルの自然発生と定着は、何らかの理由で断念せざるを得なかったとしても、水路が通う親水公園として、運用を続けることはできなかったのか。いつから、どのような理由で、管理を放棄し、閉鎖してしまったのか。
    記録がない、というのが、公園緑地課の回答だ。

    「活用再開に向けて検討したい」

    小泉の指摘を受けての、担当者の回答が救いではある。だが、朽ちた橋と東屋を補修し、行く手を遮る樹木を切って元通りにすることは、ちょっと容易ではなさそうだ。
    観光戦略特別委員会に所属している小泉は、観光振興に興味を持つ。善光寺宿坊に泊まり、夜は蛍水路を散策できれば、ひとつの観光資源として成立するではないか。以前から、この付近に蛍水路があると、何となく知っていたのだが、改めて調査した結果がこれだ。落胆したというのが、正直な感想。
    この件、もう少し調べてみたい。

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