小著「長野県庁の『不都合な真実』」で、小泉はこう書いた。

    知事がどんな人物であろうと、官僚機構の中にある職員が、その縦横の壁を越えて、業務の効率と効果について発言したときに、それが優れていれば採用し、実施していく自律的な制度の存在こそが重要である。つまり職員提案制度だ。

    当然、長野市の職員提案制度についても、関心をもっている。長野市も、職員提案制度はあるものの、「直近3年間は職員提案数0件」と、実質的に運用されていない状態にある。これを憂えた小泉が、3月議会で質問したところ、総務部長の答弁は積極的なもので、期待していた。

    ...より提案しやすい制度への工夫やまたインセンティブの導入などの検討を重ね、職員の熱意や能力が最大限発揮されるよう、提案制度の改善に取り組んでまいりたいと考えております。
    http://wwwg.city.nagano.nagano.jp/kaigiroku/cgi-bin/WWWframeNittei.exe?USR=webusr&PWD=&A=frameNittei&XM=000100000000000&L=1&S=15&Y=%95%bd%90%ac24%94%4e&B=-1&T=1&T0=70&O=1&P1=&P2=%8f%ac%90%f2%88%ea%90%5e+&P3=&P=1&K=1&N=6&W1=%92%f1%88%c4&W2=%90%45%88%f5&W3=&W4=&DU=1&WDT=1

    総務部長答弁は、表彰や人事評価等による、提案者へのインセンティブの導入まで、踏み込んでいた。小泉も満足の答弁だ。

    先月、長野市役所内で「職員提案制度の見直しに関する職員アンケート調査」が実施され、7月31日まで回答を募集していた。過去3年間、運用されずに放っておかれていたのだから、小泉の質問をうけての措置と言っていいんじゃないかな。
    職員提案アンケ1
    職員提案アンケ2
    職員提案アンケ2
    職員提案アンケ4
    職員提案アンケ5
    職員提案アンケ6
    職員提案アンケ7

    アンケートの添付資料によると、今の提案制度では、自己の所属に関する提案ができない点、表彰・褒賞の規定を欠く点等が指摘されており、新提案制度の改善点と目されているようだ。また、アンケートをみると、「提案に対応する所管課が実施計画書を策定し、実現過程を明らかにする」「提案者が実施・事業化に関われるようにする」等、選択肢の設定にも積極性がみられる。

    長野市役所の最大の資産とは、何だろうか。小泉は、これから百数十億をかけて建替えると言われる、ハコモノがそうだとは、思わない。職員こそが、長野市役所最大の資産であり、その有効活用に住民福祉の実現はかかっている。市行政の末端からの改善提案が活かされるような、生き生きと働くことができる環境に、職員はおくべきだ。その結果住民により良いサービスが提供できるようになり、市行政に対する住民の信頼と敬意が回復する。するとますます職員は職務に精励するようになる。このようなよい循環を、長野市にもたらしたいと、小泉は考えている。

    さて、職員アンケートの結果はどうであったのか。集計結果が確認でき次第、市民の皆様にお知らせしたい。

    ご高覧ありがとうございます。お疲れさまでした
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    コメント:
    Re: タイトルなし
    「つけもの」さん、コメントありがとうございます。
    ご指摘のとおり、議員の政策立案力向上は、長野市議会の課題の一つだろうと思っています。三重県議会では、各常任委員会が、条例や提言など、少なくとも一年に一つの成果を上げるように、目指しているとのことです。2元代表制の議会は、チェック機能の充実が第一義と考えますが、その結果明らかとなった問題の解決策を提案できるのが望ましい姿です。自ら「条例をつくろう」という機運が、長野市議会には殆どありません。

    お役所には、縦割りとか文書主義とか問題はあるけれども、それらはお役所だけの問題ではないので、克服できない理由にはなりません。むしろ、内在的にある問題を積極的に解決する努力が求められます。
    職員提案は、市役所の文化・風土を改善するカギであると、小泉は考えています。
    小泉一真(こいずみかずま:長野市議)│URL│08/04 17:34│編集

    はじめまして、今度の8月に行われる車座集会に参加予定です。
    フェイスブックにもコメントさせていただきましたが、役人を無視しての行政は不可能だと思います。小泉さんもご指摘されていましたが議員の政策立案力のレベルの低さも大きいし、その事は役人も見抜いているとはずです。
    話は違いますが・・・
    戦前にも太平洋戦緻密なデーダからシュミレーションをして原爆投下以外すべて当てた30代の官僚たちがいましたが、日本のリーダたちは目をそむけた結果は敗戦となりました。
    (猪瀬直樹氏の昭和16年夏の敗戦より)
    つけもの│URL│08/02 20:28│編集
    Re: タイトルなし
    hanabi様
    こちらこそ、いつもコメントをいただき、ありがとうございます。
    「独断ではなく、リーダーシップが」必要とのご指摘は、そのとおりだと思います。市長が、記者会見で突然述べたことについて、事務方に確認すると、これから検討するところだという。そんなことが、何度かありました。
    検討したうえで、最終的に政治的決断を下す場面は、もちろんありうるのでしょうが、最初から結論を現場に押し付けるのは、独断ですね。

    やる気のある職員に対して、生き生きと働ける職場を提供するのは、トップの務めだと思います。
    小泉一真(こいずみかずま:長野市議)│URL│08/02 16:37│編集

    いつもコメントへの丁寧な回答ありがとうございます。元気ほどじゃないですが、なんとかイキテおります。 生き生きと働ける環境なんてほど遠いだろうなぁ~長野市の資産なんて思ってないし。小泉さんのブログのように良い循環になるといいですが。やっぱり小泉さん、目指すは市長?そのリーダーシップが今の長野市には必要かも。独断ではなく、リーダーシップが…
    hanabi│URL│08/02 05:39│編集
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