先月6日。AC長野パルセイロと南長野運動公園スタジアム整備について、長野市役所あてに情報公開請求した。昨日、閲覧してきた。

    AC長野パルセイロがJ2リーグに昇格する条件のひとつとして、基準をクリアするスタジアムの確保がある。これは、長野市が南長野運動公園総合球技場を改修してホームスタジアムとすることになっている。事業費はおよそ60億円。また、ホームゲームの観客動員数平均3千人という基準もある。
    小泉の基本的スタンスとしては、「3000人の要件を満たすめどがつくまでは、スタジアム整備に着手する必要はない。市民的な盛り上がりが欠けるようでは、無駄な公共投資になる恐れがある。一方で、観客動員について、市がもっと積極的な役割が果たせないものか」というもので、これまでもブログで公表してきた。

    (過去のパルセイロ・スタジアム整備関連のブログ↓)
    http://koizumikazuma.blog.fc2.com/blog-entry-641.html

    http://koizumikazuma.blog.fc2.com/blog-entry-631.html

    http://koizumikazuma.blog.fc2.com/blog-entry-467.html

    http://koizumikazuma.blog.fc2.com/blog-entry-464.html

    http://koizumikazuma.blog.fc2.com/blog-entry-386.html


    公開を求めたのは、AC長野パルセイロとスタジアム整備に関する書類。中でも、次のような文書をと、例示として特筆した。

    「チームの経営・成績・強化に関するもの」
    「ホームゲームの観客動員数の実績及び今後の見込みに関するもの」
    「今後必要となる経費の見込に関するもの」
    「Jリーグ加盟・準加盟による経済波及効果の研究等」
    「Jリーグ加盟・準加盟に関連して検討・計画する地域活性化施策等に関するもの」
    「スタジアム整備に関連して検討・計画する地域活性化施策等に関するもの」

    チームが弱いのか強いのか。3千人集められるようになるのか。これから幾ら必要なのか。長野市にどんな利益をもたらすのか。
    60億円を投資するなら、チーム経営が安定的に継続できるという根拠だって、本当は欲しいところだ。
    それなのに、これらに関する文書は皆無であった。長野市は、それらに関しての研究どころか、資料収集すらしていない。全く関心がないのだ。
    何もこれらすべてを、長野市が用意する必要はないと思う。AC長野パルセイロに用意させればいいものだってある。スタジアムを世話してくれといわれたなら、チームと長野市の将来について、プレゼンぐらいさせて当然ではないか。AC長野パルセイロだって、行政に60億円を出させるのに、言われる前にそうしたって、バチがあたる話ではない。行政もフロントも、本当にチームの将来を考えているのだろうか。

    黒田副市長の指示で、経済波及効果については、これから業者に検討させるらしい。まず、60億円のスタジアム改修ありき。その裏付けとなる理屈は、これからついてくるということか。これで60億突っ込んで大丈夫と、あなたなら考えるだろうか。
    2012.4.24副市長プロジェクト会議録
    (2012.4.24副市長プロジェクト会議録)

    しっかりしてくれ、チームを応援したいんだよ、市民も小泉も。

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    コメント:
    Re: タイトルなし
    匿名さん、コメントありがとうございます。

    > 一連の流れを見ると市役所&市民会館立替問題を根底は一緒かと。
    > 「作る事だけに意義がある」まさしく箱物行政の典型ですね

    市役所庁舎・市民会館の建て替え、屋代線廃止と、「結論ありきでしょ」との市民の批判を浴びてきた長野市政。今度はそうは言わせないぜと気張るのが普通。そうでなくても1万席60億って言ってたのが、1.5万席80億になったんだから。
    しかし、市によると「市主催の説明会はしない」、「パブリックコメント受けない」とのこと。それどころか、「スピード感を持ってやる」と。まっっっったく無反省。
    「パルセイロとスタジアム整備の文書、全部見せて」と調査しましてね。墨塗りがきつかったですが。
    ぶっちゃけ、市は、ホームゲームの観客動員数という基礎的なデータすら、組織として持っていないと認めた。平均で3000人超えないと、スタジアム造ってもJ2に行けないわけで、重要な指標なんだけど。チャート見ないで株買おうとしてるようなもの。80億投資するという緊張感が、全く伝わってこなかった。それで納得しろと言う方が、おかしい。というか、自分を納得させるはずの材料さえないんだから、市民合意という発想が、全くない。
    正直言って、この件では小泉も揺れる。スポーツを通じた街づくりってアイディア自体は、否定したくない。でもねー、80億円ですぜ。ハイリスク・ハイリターンを狙う投資は、行政がやることなのか。
    小泉一真(こいずみかずま:長野市議)│URL│08/30 10:03│編集

    一連の流れを見ると市役所&市民会館立替問題を根底は一緒かと。
    「作る事だけに意義がある」まさしく箱物行政の典型ですね
    ただし、パルセイロ側もフロントの顔ぶれ、支援団体と呼ばれているアスレながのの役員構成を見ればどっちもどっちという状態です。

    市役所から天下った人間が社長を務めている限り、経営手腕に疑問を持つのは普通の人間であれば当然です。昨年は黒字を計上したと言われているものの、その詳細は闇の中。債務超過があると認めつつ、その額や解消に向けての方策は一切公表されて下りません。パルセイロが官製クラブだと揶揄される理由のひとつと思われます。

    役人の天下りというケースでは大分トリニータが前社長の時代に9億円以上の債務超過に陥り、未だ多額の債務の返還に追われている状況です。

    スタジアム問題と共にパルセイロが支援に足りうるクラブかどうか、精査する必要があると思われます。
    匿名希望│URL│08/29 13:56│編集
    Re: タイトルなし
    お待たせしてすみません。
    長野オリンピックスタジアムについて、長野市の担当者から話をききました。
    全面天然芝となっていないことと、ピッチャーズ・マウンドがあることから、サッカー場との兼用は困難と見て、AC長野パルセイロのスタジアムとすることは、検討の対象にはされてきていないとのことです。
    AC長野パルセイロは、どういうつもりなのかといえば、こんなスタジアムが、あるいはこのスタジアムを改修してほしいとは、長野市に申し入れたことはないみたいです。ただ、J準加盟申請についての支援を約束する文書をだしてくれと、言ってきただけのようで。
    小泉一真(こいずみかずま:長野市議)│URL│08/17 12:46│編集
    Re: タイトルなし
    匿名様
    コメントありがとうございます。

    オリンピックスタジアム改修について長野市が検討したとする資料は、情報公開文書の中には全く見当たりませんでした。パルセイロのサポーターのミーティングでは、そんな話も出たと、聞いたことはあります。
    なぜ検討にも上らないのか、長野運動公園陸上競技場と南長野運動公園総合球技場がどのような基準で検討対象となったのかについては、長野市にきいてみます。
    小泉一真(こいずみかずま:長野市議)│URL│08/13 13:18│編集
    Re: タイトルなし
    義清 様
    コメントありがとうございます。お返事が遅くなってすみません。

    > つまり、せっかく巨額の資金を投じスタジアムを整備しても、それが無用の長物と化してしまうことだってあるわけですね。

    そういう当然の疑問に対する答えを、長野市は示すべきです。しかしながら、そういうリスク研究に関する文書も、今回の情報公開請求では、全く出てきませんでした。

    > このようなリスキーな事業のために、クラブの作成した経済波及効果の試算を鵜呑みにして60億もの資金を投じる自治体は、長野市以外には無いでしょう。

    経済波及効果については、これから長野市が調査するようです。市民理解を得るための、手続・手順の重要さを長野市はいつになったら学ぶのかなあ。
    小泉一真(こいずみかずま:長野市議)│URL│08/13 12:09│編集

    オリスタって確か「南長野運動公園総合運動場多目的競技場」って言うのが正式名称だったような気がします。
    多目的競技場なのに野球以外は長野マラソンのゴールで使われているだけのような気がします。

    オリスタの開場記念の時は確かアメフトの試合をスタジアムで開催したと思いますが・・・アメフトが開催可能なのであれば、サッカーも可能なのではと考えてしまいます。
    一般への貸し出しや年に数回のプロの試合より、若干の改修でこちらを本当の意味での多目的競技場にした方がよいのでは・・・?
    スタジアムの改修での対応って、検討されたのでしょうか?
    素人ながら安く、短期間で対応してやらなければ、現在活躍されているパルセイロの選手達がかわいそうな気がします。
    Jに加盟(準加盟)の条件は多々あるとは思いますが、昨期2位、今期現在1位の選手達のモチベーションの維持が2016年まで
    継続するとは思えないし・・・
    いろいろな検討課題はあるとは思いますが、ひとつの考え方として
    いかがでしょうか?
    匿名│URL│08/09 09:54│編集

    少し調べてみましたが。。。
    Jリーグには「クラブライセンス制」というのがあるそうです。
    スタジアムが整備され、観客動員数をクリアし、成績が良くても必ず昇格できるものとは限らないそうです。
    また、今年から降格制度がスタートし、J2に昇格できてもその次のシーズンでJFLに降格する可能性もある事や、財務面などでJリーグの定めた基準を満たさなければ強制退会させられることだってあるようです。
    つまり、せっかく巨額の資金を投じスタジアムを整備しても、それが無用の長物と化してしまうことだってあるわけですね。
    このようなリスキーな事業のために、クラブの作成した経済波及効果の試算を鵜呑みにして60億もの資金を投じる自治体は、長野市以外には無いでしょう。
    義清│URL│08/06 22:03│編集
    市民のチームを目指すなら、市民に説明責任を果たすべき
    ぷーすけさん、コメントありがとうございます。
    おっしゃるとおりで、チームの将来計画については、まずチームが説明責任を果たすべきです。行政はそれを検討したうえで、妥当なものであるなら初めて60億という巨費を動かすというのが、通常の段どりでなくてはなりません。まず60億をつっこむという結論があり、根拠が後付けになる様が、今回の調査で浮き彫りになりました。今の市政の一典型で、市民はそれを見抜き、不信感をもっています。
    市民が納得するスタジアム整備でなければなりません。きちんとした手順を踏むことは、AC長野パルセイロにもプラスであるはずです。

    駐車場整備については、そのうちに書きたいと思っています。
    小泉一真(こいずみかずま:長野市議)│URL│08/06 08:51│編集

    チームの成績、経営、将来の計画(いついつにJ1昇格を目指すとか)といったことはクラブが示すべきでしょうね。
    観客動員等に関しては、クラブとサポーター団体でしょうか?

    現時点でパルセイロへの支援で必要なのは、60億のスタジアムよりも他にあるんじゃないですかね?
    例えば会場へのアクセスの改善とか。
    車社会の長野において、駐車場もあまりなく、最寄り駅から徒歩で30分以上かかる施設なんて、
    ちょっと興味本位で・・・なんて行く気になれません。
    ぷーすけ│URL│08/05 23:43│編集
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