9月2日、14時から鬼無里活性化センターにて、鬼無里住民自治協議会主催「鬼無里地区元気なまちづくり市民会議」に参加。市民会議は、各自治協議会が主催しており、なるべく参加したいと考えている。
    小泉はこの「市民会議」のあり方に、ちょっと疑問を感じている。まず、市による会議録が作成されていない。市が主催した会議ではないからというのが、その理由だ。
    自治協議会主催とはいうものの、次第構成はどの市民会議も、殆どいっしょ。名称からして「元気なまちづくり市民会議」と統一されているのは、自主的な運営を旨とする自治協議会の趣旨にそぐわない。市行政が、その意向に沿った統一規格の市民会議「主催」を各自治協議会に期待し、各自治協議会はそれに応えている。要するに市の宣伝活動の場を、各自治協が設定させられているのだ。議論の場ではなく。
    この日、鷲澤正一市長は自ら第一庁舎と市民会館のプランを説明したが、冒頭でそのまま「宣伝」と称していた。こういう言葉を、こういう場で用いるセンスに、この人の分かりやすさがある。市民の意見を容れる気持ちがあれば、こういう言葉は使わない。

    自由討議において、奥裾花小水力発電施設整備事業には、財源に合併特例債を投入して実現してほしい、合併した旧町村において用いられるべき財源ではないかとの、住民からの提案があった。
    鷲澤市長は、これを「間違った考え」と罵倒。合併特例債は、合併市町村で用いられる財源で、旧市で用いることに問題ないとする趣旨の発言を行った。
    小泉は、これに対し次のように反論。
    「合併特例債は、合併建設計画により用いられるべき財源。合併建設計画序論には、こうある。『この計画は、原則として大岡村、豊野町、戸隠村及び鬼無里村の区域を対象とし、長野市の区域においても新市の一体化の促進などに有益となる事業は対象とします』と。従って、『間違っている』とまで言うのは、明らかに間違っている」
    鷲澤氏はさらに「色々な意見がある...」などと反論したが、小泉はそれ以上は言わなかった。鬼無里住民のための市民会議であり、小泉と市長の対決に多くの時間を割いては、申し訳ないとの思いからだ。

    経費がかさむとして見直された、当初12kw/h出力で計画された奥裾花小水力発電構想について、鷲澤市長は「鬼無里住民の意見を聴きながら作った」と事実誤認の発言。「聴いてない」という住民のブーイングにも、「聴いたと私は認識している」などと強弁。計画見直しに対する市長の見解を注目していた住民は、失望していた。

    これら一連の鬼無里住民と市長の発言は、先述したように、記録には残されない。記録されないということは、鬼無里住民の要望はなかったのと同じに、市が扱っているということだ。かたや市長は言いたい放題。市が主催せずに、住民自治協議会に市民会議を主催させるのは、このような「実利」があるからにほかならない。実態として、「共催」にすべきだろう。
    だが、市長と対峙した小泉に、鬼無里のためによく言ってくれたという空気も、そこにはなかった。市と対立を深めたくないのかもしれない。自治協議会と市は、対等の立場に立たなければならない。市は、自治基本条例の制定を棚上げしているが、自治協議会の地位とミッションを明確にする上で、やはり必要な条例だ。

    共産党長野市議団の議員も来ていたようだが、鷲沢市長への抗弁無し。小泉も、市民会議で発言を決意したのは今回が初めてだが、市長によって住民が愚弄されるがごとき発言がある場合は、市議会議員として最低限の発言を行うべきだ。でなければ、何のためにそこに居るのか。

    ご高覧ありがとうございます。お疲れさまでした
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    コメント:
    Re: ご苦労様です
    こんばんは、ヤマカワさん。お世話になります。
    協働のルールブック。「新しい公共」の理念の、先駆的な取り組みと拝察しました。ここまで漕ぎつけるのは、大変なご労苦があったと思います。
    新しい思想は、古い人たちに受け容れられないこともあるでしょうね。それでも、後退することがあっても、進みつづけなければならない。先取の精神を持つ人は、損な役回りかもしれません。それでも、そういう人には、またいつか立ち上がらずにはいられないときが、きっと来ますよ。
    小泉一真(こいずみかずま:長野市議)│URL│09/05 22:16│編集
    ご苦労様です
    以前愛知県の日進市というまちで市民活動・NPO支援・国際交流・大学交流という4本柱で運営している公共施設の職員をしていました。
    http://www.soumu.go.jp/iken/shinpoji_07/pdf/sympo_nagano_4.pdf

    http://shimin-kouryu.net/top/kyodo_rule_bunsyo200604.pdf

    ここまでやったんですが、結局同市の自民・公明・共産の協力で立った市長に完全に潰されました。今でもあの悔しさは忘れられません。
    ダイスヤマカワURL│09/05 13:34│編集
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