長野市役所は、ツイッターやブログ等のソーシャル系メディアによるネット発信が弱い。
    東日本大震災等の大災害の際には、ツイッターが即時性のある情報発信媒体として活用された。その教訓から、長野市もせめてツイッターのアカウントぐらいは取得して、普段から運用しておくべきだと、去年の選挙で小泉は訴えたものだ。今、仮に長野市に大地震が来て携帯電話とメールが死んだとして、ツイッターがバックアップして長野市の防災情報を流すことはない。ツイッターは、いまや防災インフラだと認識するべきなのだが。

    その長野市が、ようやくSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス: social networking service)の活用研究に着手した。10月から、庁内に専門研究部会を立ち上げている。

    SNS研究SNS研究2

    資料から、議会における議員の発言が、研究着手のきっかけとなったことが分かる。意見書採択や委員長報告があったわけではないが、こんな風に議会のチェック機能・政策提案機能は発揮されるていると、市民の皆様には知っていただきたい。それが見えにくいのは、議会の責任なのだが。
    小泉からは、敢えて重ねて質問はしてこなかったが、普段から情報発信に努めていることもあって、必要だという思いは強い。
    しかし、SNS系の発信を始めさえすれば、劇的に情報発信力がアップするというものではない。たとえば、ツイッターが話題になり始めた頃は、「ツイッターでビジネスが成功する」式の説が盛んに言われたが、今ではあまり聞かれなくなった。話題を集め始め、利用者が増え始めるタイミングでは、そういうこともあったかもしれない。だが今ではツイッターの利用は落ち着き、成熟しつつある。

    武雄市がホームページをフェイスブックにしたら、数百万のアクセスがあった」

    と、だからフェイスブック・ページで発信力が高まると、議会の質問で主張した議員もいる。
    そんなカンタンにアクセスが伸びれば、おいしい話だが、本当だろうか。実際、長野市(?)も、フェイスブック・ページで観光情報を流しているが、大賑わいといえるほどの状況にない。
    https://www.facebook.com/nagano.irodori

    Google検索を試してみたが、このフェイスブック・ページを見つけることは至難だった。検索結果の上位には、フツウのホームページが表示される。
    http://nagano-irodori.com/

    成熟して一定の発信力が期待できるツイッターに比べ、日本におけるフェイスブック・ページは、まだこれからの媒体。武雄市の成功は、フェイスブック・ページが目新しい時期に、ネット上の発信のメインに据えるという大胆さが話題となったからこそ。今から真似ても、同じ結果にはならないだろう。またアクセス数以外の運用上のメリットについても、様々な意見があるようだ。
    たとえば、こんな風。

    「武雄市Facebookページ分析から見られる~ を分析してみたよ」
    http://anond.hatelabo.jp/20120419044543


    今も様々なソーシャル系のサービスがネット上に生まれているわけだが、行政の場合、先行者としてのメリットを追い求めてリスクをとる必要はない。ある程度メディアとして成熟するのを見極めてからでもよいだろう。だが遅れるべきでもない。ツイッターは、図体の大きい長野県の方が、よほど積極的に活用しており、県内で運用している自治体はほかにもある。県都長野市も対応が迫られている。

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